eat kill all

色々と終わってるアラサー男が迷走するブログ

転職しました

どうもお久しぶりでございます。

 

タイトル通り、最近になって仕事を変えたので、ここに至るまでの経緯をつらつらと書いていこうと思います。

遂に匙を投げられる

僕は昨年末まで、兄が経営する建設会社で働いておりました。

しかし僕は度を越した不器用かつ、臨機応変な対応がとにかく苦手なポンコツで、この仕事への適正が全くなかったんですよね。

いつも失敗ばかりで毎日のように怒鳴り散らされ、本当に勤めるのが苦しかったです。

何度か辞めたいと申し出たことはありましたが「甘ったれるな。身内の会社でも上手くやれない奴が他の会社で勤まるワケがないだろう。もっと努力しろ」と一蹴されてしまいました。

その度に僕は一生この仕事を続けなければならないのか、と絶望したものです。

とはいえ僕のダメダメぶりを見ている兄達からすれば「こんなヤバい奴を野放しにしたらなにをしでかすかわからん」と考え、なんとか僕を使える人間にしようと兄達なりに気を遣ってくれてたのも事実ではあり、一概に兄達を非難することもできないのですが。

 

しかし昨年の十月頃「お前はこの仕事向いてないから別の仕事をやった方がいい」と、遂に兄達から匙を投げられてしまいました。

これ、本来は悲観すべき状況なのかもしれませんが、とにかく仕事を辞めたくて仕方なかった僕には「待っていたぜこの瞬間をよお!」と内心思いたくなるような嬉しい瞬間でした。

正直もっと早く匙を投げて欲しかった!

 

次の仕事に求めたもの

次の仕事を探す上で重視したことは「臨機応変な対応が極力求められない、なるべく同じ手順を繰り返す仕事であるか」ということでした。

前述の通り、僕は臨機応変な対応が本当に苦手で、現場ごとに条件が違って常に臨機応変な対応が連続する建設業は全く向いていません。

というより配管工、電気工などの現場仕事はまずできないと思います。

ではデスクワークはどうなのかと言うと、これも無理でしょう。

過去に見積もりの桁数を間違えたり、大事な資料をバックアップも取らずに消してしまった等のやらかしがあり、その度にマジギレされていたのがトラウマになっています。

常に失敗の恐怖と隣り合わせの地雷原を歩き回る気持ちで仕事をするハメになるのは目に見えています。

営業や接客の仕事も当然アウトです。

 

そうなると必然的にできるのは工場でのライン作業みたいな単純作業になってしまいます。

「AIに奪われないスキルを身に付けましょう!」という社会の風潮に完全に逆行しておりますが、自分のような無能にはもはやスキルがどうとか言ってる場合ではありません。

 

そうしてなるべく難しくない、単純な仕事を求めてたどり着いたのが、建材屋での石拾いという仕事でした。

 

今の仕事について

建材屋と一言で言っても扱う商品は多岐に渡りますが、僕が勤めている会社は道路工事やコンクリートの材料となる砂利を製造・販売を行っています。

ベルトコンベアに乗せられて機械で砕かれた石が製品として出荷されるのですが、僕は製品の規格に合わない「死に石」という石を、ひたすら弾く作業員として採用されました。

 

一度機械が動き出せば、昼間の休憩時間以外はひたすらベルトコンベアで流れてくる石を選別する、圧倒的流れ作業です。

同じ作業をひたすら繰り返すので、臨機応変な対応は殆ど介在しませんし、気持ちの面では建設業よりはずっと楽だと感じます。

 

しかし、いくら気が楽とはいえ、同じ作業を何時間も続けてると集中力の低下は免れられません。

水曜どうでしょうでヨーロッパの美しいけど代わり映えしない景色を延々と見ていた大泉洋さんが、あまりの退屈さに発狂してしまうシーンがありました。大泉さんぶっ壊れる - ニコニコ動画

 

そして僕も退屈過ぎてその場でグルングルン回りたくなることがあります。

しかしこれは臨機応変という不安要素を排除して仕事でなるべく安心を得る為の代償なので、仕方ないかと割り切っているのですが。

 

また、臨機応変な対応が少ないと言っても、全くないワケではありません。

会社で使われている機械はいずれも老朽化が進んでいて、小まめな修理やメンテナンスが必要になることが多いです。

そうした状況ではやはり大なり小なり臨機応変な対応が求められるのは避けられません。

今のところはまだ上司や先輩の指示に従ってれば良いのですが、この先責任が増えて自分の判断で動かなければならない機会が増えると、上手くやっていけるのかという不安は拭えないですね。

 

まとめ 今はとりあえず働くしかない

「兄達に匙を投げられて仕事を辞めたこと」「次の仕事に求めたこと」「今の仕事についてのこと」の三つについてお話ししました。

今日で一ヶ月の試用期間が終わり、明日からは正社員として働くことになります。

この一ヶ月はなんとかトラブルなく過ごせたと思いますが、既に無能の片鱗を所々で発揮し始めてしまっており、先輩方は内心イラつき始めてるのでは? と不安で仕方ありません。

今までの仕事は大体三ヶ月くらい経つと苦しくなり始める印象があるので、今の時点では油断禁物でしょう。

とはいっても、僕のような無能な人間は環境を変えても無能なのには代わりないということはもう受け入れているので、最悪殴られたり蹴られたりしなければまあいいか、程度の気持ちでいます。

建設業よりは僕の気質に合った仕事だとは思うので、なるべく長く続けられるよう頑張りたいですね。