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色々と終わってるアラサー男が迷走するブログ

非モテが理解のある彼くんになったら三週間でフラれた件

 

出展 ゆでたまご キン肉マン 集英社





生きづらさを抱えた女性に寄り添う優しい彼氏は、理解のあるカレクック……じゃなかった、理解のある彼くんと呼ばれています。

彼くん達はときとして「生きづらい男には理解のある彼女なんていないのにズルイ」「性欲に負けた非モテチー牛がメンヘラで妥協してるだけ」など言われて侮蔑されてしまう存在です。

 

そして実は僕も少し前に理解ある彼くんになってしまったのですが……結果はタイトルの通りでした。

偏見と性差別が混じった内容になってしまいますが、ご了承ください。

 

 

メンヘラ女アヤとの出会い

僕が付き合っていた女性、この場ではアヤと書いておきましょう。アヤは元同僚だったアオイの紹介で出会いました。

 

このアヤは中々属性てんこ盛りの女性で、

双極性障害持ち

・OD依存

・今は別居してるがバツイチで種違いの子供が二人いる

など、地雷系女子を通り越して爆弾女とでも形容したくなるスペックの持ち主だったのです。普通の男性ならまず避けるような女性でしょうが、このときの僕も無職、ADHD彼女いない歴32年の素人童貞、キモオタと大概なダメ人間でした。なので、ある意味釣り合いは取れていたのだと思います。

 

アヤは距離感がかなり壊れている女性で、出会った初日に部屋に連れ込まれてキスをして、そのまま一晩一緒の布団で寝る関係になってしまいました。エロマンガのような超展開で嘘松のように受け取られてしまいそうですが本当なんです! 信じてください!

 

その次の日には一緒に呑みに行き、勢いに飲まれて告白、晴れて僕はアヤの彼氏になりました。そして次の日にはプロ以外の人と初めてセ○クスをして、童貞も捨てることになってしまったのです。あまりにも展開が早すぎてやはり嘘松のように受け取られてしまいそうですが本当なんです! 信じてください!

 

アヤとの楽しかった日々と不満

アヤとの日々は、僕には非常に刺激的でした。

・オシャレなバーに行く。

駿河屋でアニメグッズやフィギュアを一緒に見て回る。

・ゲーセンで一緒にプリクラを取る。

・料理を作ってもらう。

・一緒にお風呂に入ってそのままお泊まり。

モテる人なら当たり前のようにこなしてきたことばかりですが、非モテの僕にはこれまでどれだけ手を伸ばしても手に入らなかったことばかり。それを1週間から10日足らずで経験してしまったので、この時間は本当に濃密に感じました。

 

ですが楽しいことばかりではなく、アヤの悪い側面も見え始めます。双極性障害の影響か、アヤは情緒不安定気味なところがありましたが、輪をかけて厄介だったのはOD依存でした。アヤは市販の薬品を過剰摂取して酩酊した状態になることが度々あったのです。そしてこの状態でのアヤは「なに言ってんだこいつ」と思わずイライラしてしまうような意味不明なことを延々と口走っていました。

こんなことは勿論身心ともに良くないのですが、アヤの場合は重度の依存だったので、自分の意思で止めるのはほぼ無理。止めてくれと言っても無駄なので放置するしかありません。

他にもアヤの家が車で5分程度の近場だったこともあってか「会いたいから来て」と急に呼び出されたりすることもありました。「寂しいから今日の夜一緒にいて」と言われて急遽家に泊まることもあり、アヤの不安定なメンタルや言動に振り回されることも多くなります。

正直僕もうんざりすることはありましたが、アヤにべったり甘えられるのは悪い気はしませんでした。今まで非モテだったの女性に甘えられること自体が嬉しかったし、アヤの我儘ぶりもこのときはとても愛おしく感じていたのです。

 

そんなこんなでアヤとの楽しい日々を謳歌していた僕ですが……

 

呆気なく振られる

わずか2週間程で、アヤとの関係は危うくなり始めました。アオイがアヤのわがままに堪忍袋の緒が切れてアヤと絶縁したことがきっかけで、アヤのメンタルが加速度的におかしくなり始めたのです。

LINEをしても返信がなくなり、気になって電話をすれば「うつ病みたいになっちゃって、なにもしたくない」と言われてしまう始末。今はそっとしておいた方がいいのか……などと考え、連絡を控えるようにしていました。しかしその後、まさか……と思いながらも、ネットで調べたLINEがブロックされてるかを調べる方法を試してみたら、自分が既にアヤからブロックされてることに気づきました。

付き合い始めてからここまでで3週間、僕は初めてできた彼女に呆気なくフラれてしまったのでした。

 

何故フラれたか

おそらくですが、アヤは自分を慰める為に、都合のいい人間が欲しかっただけなんじゃないかと思います。生きづらくて苦しんでる自分に寄り添って甘やかしてくれる優しい人。そんな役割を彼女は僕に求めていたのでしょう。

最初は自分を甘やかしてくれる僕に魅力を感じていたのかもしれません。ただ、僕は初めてできた彼女にフラれたくない一心で、アヤの頼みにはなんでも答えようとしていました。そうやってアヤに媚びへつらうような態度を取ってるうちに、アヤから見た僕の価値はどんどん下がっていったんじゃないかと思います。

「コイツじゃ私の悲しみを埋めるには役不足」と思われた結果、僕はアヤにフラれてしまったのかなと思います。

 

まとめ メンヘラ女を理解しようとするものじゃない

「メンヘラ女アヤ」「楽しかった日々」「呆気なくフラれる」「何故フラれたか」という理由でお話させてもらいました。

アヤとの付き合いは良い経験になったと思う点もあるので一概に彼女を恨みはしません。しかし、都合よく振り回されて捨てられた自分の情けなさを思い返すと、忸怩たる感情を抱かずにはいられないのも事実。

メンヘラ女はエイリアンのように理解など不可能な侵略者。こちらも徹底的に利用して価値がなくなったらゴミ箱にぶちこんでやるくらいのクズ思考がなければ付き合ってはいけないのでしょうね。

 

 

成功者の言うことは異常者のポジショントーク

「ネットビジネスで月収○百万稼いでます!」「フリーランスエンジニアで年収○千万稼いでます!」

ネットを見ればそんな成功者がたくさんいますよね。そしてそんな人たちに「お前も俺たちと同じステージに来いよ!」と言われると、「俺もなにかしないと……」と焦ってしまいませんか?

でもちょっと待って欲しいです。その成功者の言葉、素直に乗っかってしまっていいんでしょうか?

 

成功者とはある種の異常者です

まず前提として、どんな分野においても、成功している人はある種の異常者である、と僕は考えています。

動機はどうであれ、自分が取り組む分野に対して異常なまでの熱意と行動力を持ち合わせた人。そんな人が寝る間もなく成功意外の全てを犠牲にする勢いで取り組んだ結果、成功者になることができるのでしょう。

それ自体は素晴らしいことです。30年以上生きて成し遂げたものなどなにもない僕のようなゴミクズに批判する資格などありません。ですが、普通の人間や、普通よりもスペックが低い人間が、そんな異常者の真似をして成功ができるのでしょうか?

どんな分野でも、お金を稼げるレベルに達するまでは、地味で退屈で苦痛でしかないような作業を延々と積み重ねなければなりません。意味不明なコードをひたすら覚えて臨機応変に使いこなせるようにならないといけないプログラミングなんかは分かりやすい例ではないでしょうか。

あくまでも趣味や自分の好きなことの延長として、自分のペースでできるならまだマシです。しかしお金の為、成功の為に経験したことのない分野に取り組み、プライベートや楽しいことを全て我慢して、ひたすら苦しい積み重ねをこなせる人が果たしてどれだけいるのでしょうか?

「1年間僕と同じ量の努力をすれば、その後はバラ色の人生が待っています!」 と言われても、本当に1年間、寝食を惜しんで努力できる人などそういないのではないか、と思います。

僕も以前「この教材で貴方も魅力的な男の生き様を学んで、人生逆転しましょう!」みたいな謳い文句に惹かれ、とあるコンサルの教材を買ったことがあります。最初はめちゃくちゃやる気になってその教材を勉強していました。しかし段々時間が経つと「俺とおなじことをしろ! 寝ないで努力しろ!」というような、根性論全開のマッチョッチョな内容で、自分には到底真似できない内容であったことに気づき、挫折してしまいました。

 

オンラインサロンやメルマガは自分が成功する側にいると錯覚させる

オンラインサロン、メルマガ、セミナー、noteなどなど、成功者の考えに触れられたり、教えを乞える場所は多く存在します。こうした場所は成功者の成功の秘訣に近づけたり、成功へのモチベーションを上げられるのがメリットです。「ここにいる時点で、あなたはそこら辺の怠惰な人間よりもずっと成功の近くにいます! 頑張りましょう!」みたいなことを言われれば「うおー! やってやるぞー!」みたいなやる気も湧いてくるでしょう。

ですが、これで自分が成功者側の人間だと錯覚してしまうのは危険です。実際に成功できるまでは、ひたすら苦しい道のりがあり、それを乗り越えられる保証はないからです。

最初の頃はやる気に満ちていてモチベが保ちやすいかもしれません。しかし時間が経ち、思うように成果が出なかったりすると、なまじ自分が成功者の側にいると信じてしまったせいで、余計に苦しさを感じやすくなるからです。成功して輝いている理想の自分と現実の上手く行かない自分とのギャップがより強化されてしまうからです。

こうしてモチベが落ちてくると、最初の頃は魅力的に思えていた成功者の言葉も、なんだか空虚なものに聞こえるようになります。こうしてどんどんモチベが下がって積み重ねをしなくなり、挫折してしまうのです。

もちろん地道に努力を重ねて成功できる人もいるでしょうが、10人くらいが同じサロンに入ったとして、成功できるのは2人くらい。後の8人は金も時間も無駄にして挫折してるんじゃないでしょうか。これを10回繰り返せば20人くらい成功した人を作れるので、その声を集めれば「このサロンでこんなに成功してる人がいます!」とブランディングすることができます。

穿った見方かもしれませんが、上手く行かない人生を変えたい! とモヤモヤしてる人をこうして吸い寄せ、ポジティブな言葉で自分を成功者側の人間だと錯覚させて養分にしていくのが、こうしたサロンなどのビジネスの本質なのかもしれません。

 

自分が炭治郎や煉獄さんになれるなんて思っちゃいけない

鬼滅の刃の、炭治郎や煉獄さんのカッコ良さに痺れた人は多いでしょう。しかし、だから炭治郎や煉獄さんのような人間になれるかというと、大半の人はまず無理だと思います。

炭治郎たちは身体をボロボロにして地獄のような修行を突破し、死と隣り合わせの鬼との戦いを潜り抜けています。一方で多くの名もなき鬼殺隊の隊員たちが、鬼によってゴミのように死んでいく、残酷な実態も描かれてあるのです。煉獄さんの弟の千寿郎のように、努力しても剣士としての適性がなく、道を諦めた人もいました。



f:id:eijiutsudo:20240303161933j:image出展 吾峠呼世晴 鬼滅の刃 集英社

 

現実でも、努力して成功した人の影では、努力して失敗し、消えていった人、元々のスペックが低くて努力してもダメだった人が多くいるでしょう。成功した人たちは「俺のように努力してないから」「不勉強だから」とこうした人たちを切り捨てがちです。

しかし、こうした成功者のポジショントークを信じてしまうのは危険です。自分は成功者側にいるという根拠のない自信を持っていられるあいだはまだ良いでしょう。ですが挫折して失敗すれば、こうした言葉はより深々と自分にブッ刺さり、自分を追い詰めてしまうことになるからです。

自分は炭治郎や煉獄さんのような人間になれるような人間ではないという前提で、成功者の養分にされないように心がけた方がいいのではないでしょうか。

 

まとめ 成功者の言うことなんてアテにしちゃいけない

「成功者はある種の異常者」「オンラインサロンは自分が成功者側だと錯覚させる」「自分が炭治郎や煉獄さんになれると思うな」というテーマでお話させてもらいました。

僕もこれまで自分を変えたくて様々な教材やセミナーなどにお金を払い続けてきました。しかし元々のスペックの低さや無能さ、飽きっぽさからなにをやってもうまく行かず、時間も金も無駄にする結果に終わっています。

成功者できる人というのはどこか異常さを持った人たち。僕のような凡百の無能な低スペ人間がその真似をしても上手くいくワケがないということを、最近になってようやく理解しました。

無能はキラキラした理想など抱かず、粛々と働いて金を貯めた方がいいのでしょうね。

 

仕事辞めました

どうもご無沙汰しております。

タイトルどおりなのですが、3月から始めた新しい仕事を6月下旬頃に辞めてしまい、現在無職状態です。

仕事が長続きせず短期離職を繰り返す典型的なジョブホッパーだった僕ですが、その中でもぶっちぎりで最短の3ヶ月半ばで辞めるという体たらくになってしまいました。

今回は僕が折角手に入れた仕事を呆気なく投げ出した理由について語っていきたいと思います。

全然単純な仕事じゃなかった。

臨機応変な対応が全くできず苦しい思いをしていた僕は、1つの作業を繰り返すような単純な仕事を求めていました。

3月から始めた仕事は砕石工場でコンベアに乗って流れてくる石を選別する仕事で、内容自体は非常に単純な仕事。当初は「これなら俺でもできる!」と希望を持っていましたが、全然そんなことはありませんでした。

砕石はプラントと呼ばれる巨大な機械で生産されます。そしてプラントは機械である以上日常でのメンテナンスや故障個所の修理などが求められます。こうした作業はその時々によって臨機応変な対応が求められる、自分にとって一番苦手な仕事でした。

ですが実際に仕事をしていると、こうしたトラブルが毎日のように起こります。なんの問題もなくコンベアが稼働するときの方が珍しい程のペースで、どこかしら機械が異常をきたしていました。

そうして機械に異常が起こる度に、僕は苦手な臨機応変な作業に右往左往するハメになり、全力で無能ぶりを発揮することになります。最初の1か月は試用期間で甘く見てもらえていたのでまだマシでした。しかしそれを過ぎて正式に社員になると、一気に周りの目がキツくなり始めます。要領と物覚えの悪さからミスを連発し、ことあるごとに先輩達をイラつかせる自分は、あっという間に職場の中で鼻つまみ者のような立場になってしまったのです。

 

・指示を出してもらえないのがキツイ

頻繁に起こる臨機応変な作業に対し、細かい指示を出さない、自分で考えろという職場のスタンスもキツイ要因でした。「○○の修理やるぞ」「○○持ってきて」という大雑把な指示は出されるのですが、それに付随する細かい指示は殆ど出してくれなかったのです。

「社会人なんだから言われなくても自分で動くのは当たり前だろ!」と言われればその通りでしょう。しかし自分はこうした言外の意図を読み解いたり、先のことを考えて動くのが本当に苦手でした。加えてわからないことを上手く保管できるようなコミュ力なども絶望的に低いです。なので自分は言われた通りに動いたつもりでも言外の意図を理解できず「普通○○だってことわかるよね? そんなことまで言わないと分からないの?」としょっちゅう先輩や上司をキレさせてしまうのでした。

言われたことが理解できない、でも周りの人に聞きづらい→やらかす→余計に聞きづらくなる→もっとやらかす、この悪循環に陥っていましたね。短期間でこの負のスパイラルに陥ったことで、あっという間に仕事が嫌になってしまいました。

 

・休憩時間が少なすぎる

休憩時間が非常に少ないことも、自分にはキツかったです。

機械を稼働させたら昼休み以外は機械を止められないので、昼休み以外の休憩がありません。その代わり本来の休憩時間も残業代として上乗せするというのが会社のスタンスでした。それ自体は入社前から聞かされていたことなので不満はありません。問題は唯一の休憩時間である昼休みもあんまり休めないことでした。

11:30~12:30が休憩時間なのですが、午後の準備などがある為大体みんな12:10頃から既に動き始めているので、実質的な休憩時間は40分程度。休憩時間も常に午後の仕事がチラつき、気が休まりませんでした。

加えて週に1回、削減というクソみたいなルールがあったのも最悪でしたね。これは簡単に言えば「週に1回、昼休みに30分会社の為にタダ働きしましょう」というルールでした。

この削減をやる日は食事をしたらすぐにまた仕事に戻らねばならず、唯一のオアシスである休憩すらないのは本当に憂鬱でしたね。それだけならまだしもいざ仕事に戻れば要領の悪さから一緒に仕事する先輩をもれなくイラつかせてしまうのも辛かったです。「なにやってんだよ! 時間ないんだぞ! 早くやれよ!」と毎回せっつかれ、その度休憩時間を潰してまで自分はなにをやっているんだろうと、虚無な気持ちになりました。

職場の偉い人はこの習慣を「社員のみんなが少しでも会社に貢献したいという気持ちから始まった習慣なんだよ(*^_^*)」と、美徳のように語っていました。なんてろくでもない習慣を作ってくれたんだ、と心の底から思いました。

とはいえ仕事によっては食事の時間すら取れない程忙しい仕事も多いでしょうし、休憩時間程度でグチグチ言うのは贅沢なことかもしれませんが……。

 

こうして入社してから1ヵ月足らずで、想像していなかった嫌なポイントがどんどん見えるようになってしまいました。そして「このままあと何年もこの毎日を繰り返さないといけないとか嫌過ぎる」と思うようになってしまった僕は、3ヵ月ちょいくらいで仕事を辞めてしまったのです。

 

まとめ 正社員とかもう無理かもしれないね

「全然単純な仕事じゃなかった」「細かい指示を出してもらえないのがキツイ」「休憩時間が少なすぎる」という3つの点で、仕事を辞めた理由についてお話しました。

正直なところ、辞めた理由の大半は自分の無能さに帰結しています。単純作業くらいしか務まらない無能なのに、建設業を辞めたいという焦りと給与の高さに釣られ、身の丈に合わない仕事を選んでしまったのが失敗でした。

正社員として給料を貰う以上、ここに書いたことはごく当たり前のこと。こんなことに耐えられず辞めてしまった僕はおそらく正社員になる資格などないということでしょうね。

年内くらいは貯金と失業保険で仕事をしなくても食べていけそうなので、改めて身の振り方を考えていきます。

 

転職しました

どうもお久しぶりでございます。

 

タイトル通り、最近になって仕事を変えたので、ここに至るまでの経緯をつらつらと書いていこうと思います。

遂に匙を投げられる

僕は昨年末まで、兄が経営する建設会社で働いておりました。

しかし僕は度を越した不器用かつ、臨機応変な対応がとにかく苦手なポンコツで、この仕事への適正が全くなかったんですよね。

いつも失敗ばかりで毎日のように怒鳴り散らされ、本当に勤めるのが苦しかったです。

何度か辞めたいと申し出たことはありましたが「甘ったれるな。身内の会社でも上手くやれない奴が他の会社で勤まるワケがないだろう。もっと努力しろ」と一蹴されてしまいました。

その度に僕は一生この仕事を続けなければならないのか、と絶望したものです。

とはいえ僕のダメダメぶりを見ている兄達からすれば「こんなヤバい奴を野放しにしたらなにをしでかすかわからん」と考え、なんとか僕を使える人間にしようと兄達なりに気を遣ってくれてたのも事実ではあり、一概に兄達を非難することもできないのですが。

 

しかし昨年の十月頃「お前はこの仕事向いてないから別の仕事をやった方がいい」と、遂に兄達から匙を投げられてしまいました。

これ、本来は悲観すべき状況なのかもしれませんが、とにかく仕事を辞めたくて仕方なかった僕には「待っていたぜこの瞬間をよお!」と内心思いたくなるような嬉しい瞬間でした。

正直もっと早く匙を投げて欲しかった!

 

次の仕事に求めたもの

次の仕事を探す上で重視したことは「臨機応変な対応が極力求められない、なるべく同じ手順を繰り返す仕事であるか」ということでした。

前述の通り、僕は臨機応変な対応が本当に苦手で、現場ごとに条件が違って常に臨機応変な対応が連続する建設業は全く向いていません。

というより配管工、電気工などの現場仕事はまずできないと思います。

ではデスクワークはどうなのかと言うと、これも無理でしょう。

過去に見積もりの桁数を間違えたり、大事な資料をバックアップも取らずに消してしまった等のやらかしがあり、その度にマジギレされていたのがトラウマになっています。

常に失敗の恐怖と隣り合わせの地雷原を歩き回る気持ちで仕事をするハメになるのは目に見えています。

営業や接客の仕事も当然アウトです。

 

そうなると必然的にできるのは工場でのライン作業みたいな単純作業になってしまいます。

「AIに奪われないスキルを身に付けましょう!」という社会の風潮に完全に逆行しておりますが、自分のような無能にはもはやスキルがどうとか言ってる場合ではありません。

 

そうしてなるべく難しくない、単純な仕事を求めてたどり着いたのが、建材屋での石拾いという仕事でした。

 

今の仕事について

建材屋と一言で言っても扱う商品は多岐に渡りますが、僕が勤めている会社は道路工事やコンクリートの材料となる砂利を製造・販売を行っています。

ベルトコンベアに乗せられて機械で砕かれた石が製品として出荷されるのですが、僕は製品の規格に合わない「死に石」という石を、ひたすら弾く作業員として採用されました。

 

一度機械が動き出せば、昼間の休憩時間以外はひたすらベルトコンベアで流れてくる石を選別する、圧倒的流れ作業です。

同じ作業をひたすら繰り返すので、臨機応変な対応は殆ど介在しませんし、気持ちの面では建設業よりはずっと楽だと感じます。

 

しかし、いくら気が楽とはいえ、同じ作業を何時間も続けてると集中力の低下は免れられません。

水曜どうでしょうでヨーロッパの美しいけど代わり映えしない景色を延々と見ていた大泉洋さんが、あまりの退屈さに発狂してしまうシーンがありました。大泉さんぶっ壊れる - ニコニコ動画

 

そして僕も退屈過ぎてその場でグルングルン回りたくなることがあります。

しかしこれは臨機応変という不安要素を排除して仕事でなるべく安心を得る為の代償なので、仕方ないかと割り切っているのですが。

 

また、臨機応変な対応が少ないと言っても、全くないワケではありません。

会社で使われている機械はいずれも老朽化が進んでいて、小まめな修理やメンテナンスが必要になることが多いです。

そうした状況ではやはり大なり小なり臨機応変な対応が求められるのは避けられません。

今のところはまだ上司や先輩の指示に従ってれば良いのですが、この先責任が増えて自分の判断で動かなければならない機会が増えると、上手くやっていけるのかという不安は拭えないですね。

 

まとめ 今はとりあえず働くしかない

「兄達に匙を投げられて仕事を辞めたこと」「次の仕事に求めたこと」「今の仕事についてのこと」の三つについてお話ししました。

今日で一ヶ月の試用期間が終わり、明日からは正社員として働くことになります。

この一ヶ月はなんとかトラブルなく過ごせたと思いますが、既に無能の片鱗を所々で発揮し始めてしまっており、先輩方は内心イラつき始めてるのでは? と不安で仕方ありません。

今までの仕事は大体三ヶ月くらい経つと苦しくなり始める印象があるので、今の時点では油断禁物でしょう。

とはいっても、僕のような無能な人間は環境を変えても無能なのには代わりないということはもう受け入れているので、最悪殴られたり蹴られたりしなければまあいいか、程度の気持ちでいます。

建設業よりは僕の気質に合った仕事だとは思うので、なるべく長く続けられるよう頑張りたいですね。

 

 

二次元依存を辞めたい 対策と効果編

 

前回の記事で、二次元に依存してしまうことの危険性について書かせて頂きましたが、今回はそんな二次元依存の状態から脱するならどうすればいいか? そして二次元を見ないようにしたらどんな効果が得られるか? ということを考えたいと思います。

 

とにかく目に触れないようにする

一番手っ取り早く確実な手段としては、二次元を目に触れないようにすることでしょう。イラストだったりマンガだったりアニメだったり、とにかく二次元を物理的に見れなくしてしまうのです。

僕の場合、ブロックサイトという拡張機能(アプリ)を用いて、pixiv、ニコニコ動画Twitterなど、二次元のイラストやアニメに触れられる場所を物理的に見れなくしてしまっています。

こうすることで、暇があればついつい二次元イラストを漁ってしまい、時間もやる気も失ってしまう状況を少しずつですが抜け出せるようになりました。

 

ushigyu.net

 

二次元に依存し続けるリスクや恐怖を頭の中にインストールする


このまま二次元に依存し続けたら、僕はどうなる? そんなことを考えて恐怖に震えるのは、二次元依存克服の有効な一手だと思います。こうすることで、二次元に依存するリスクや恐怖がどんどん頭の中にインストールされるんですよ。

「お前が憧れるカッコいい男達は、二次元の女にブヒブヒ言って興奮するような情けない奴等か?」

eijiutsudo.hatenablog.com

eijiutsudo.hatenablog.com

「二次元の女にブヒブヒ言ってるお前みたいな情けない奴が、そんなカッコいい男になれると思うか?」

「このまま現実の女に相手にされず、二次元に逃避したままキモいジジイになっていくような、そんな人生でいいのか?」

孤独死したお前の部屋にあるおっぱい丸出しの女のフィギュアち○こがついた女のフィギュアを見た業者から「うわあ……キモッ」ってゴミを見られるような目で見られていいのか?」

こうした二次元に依存し続けた悲惨な末路が次々とインストールされることで、自然と二次元から足が遠のいていくワケですね。

 

・筋トレとオナ禁をする

二次元から距離を置きつつ、オナ禁、そして筋トレも有効打となりそうです。

オナニーのし過ぎは様々な悪影響をもたらします。オカズの見過ぎによる前頭葉の破壊と無気力化、体力の消耗、男の魅力を作る男性ホルモンのテストステロンの減少とジヒドロテストステロンという悪性ホルモンの増加……オナ禁をすればこうした悪影響を回避できますが、オナ禁だけでは効果は感じにくいと、以前の経験から感じました。

そこで必要になるのが筋トレです。身体を鍛えることにはテストステロンを増やす効果がありますが、オナ禁中は特にテストステロンが増えやすくなり、まるでボーナスステージ状態になるんですよね。

1週間ほど「二次元を避ける」×「オナ禁」×「筋トレ」をやっていましたが、この1週間は自分でも信じられないくらいやる気に満ち溢れているような感覚や多幸感を感じることができました。尤も現状ではマイナス100ぐらいの超ロースペックダメ人間がマイナス40ぐらいのダメ人間になった程度で、周りから見れば今までと大した変わらないレベルでしかないでしょう。

それでも「二次元を見ない×筋トレ×オナ禁」という実験に、自分の中でかってない相乗効果を感じているのは間違いないです。

 

まとめ 二次元断ち、結構いいかも

二次元依存を克服する方法として、物理的に二次元を見れなくする、二次元依存の恐怖を無理矢理頭にインストールする、オナ禁と筋トレをやってみる、という3つの方法についてお話しました。

前回の記事のまとめでも書きましたが、二次元にどっぷり依存してしまうことが問題で、二次元自体は決して悪ではありません。僕の場合はあくまでも依存レベルでどっぷり浸かってる状況から抜け出し、適切な距離で二次元と付き合える方法を模索しているような感じです。

正直、二次元を見なくなった程度ではそこまで人生は好転しないと思いました。二次元と距離を置きつつ、僕の場合はオナ禁や筋トレなど、他にやることを作ったことで二次元への依存を減らし、多幸感を得られるようになったと感じます。

この方法がどこまで上手くいくかはわかりませんが、どうにもならない現状をどうにかできるヒントを掴めつつあるので、今後も「二次元を見ない×オナ禁×筋トレ」は継続していく予定です。

 

 

二次元依存を辞めたい 二次元の悪影響編

学生時代から15年くらい、二次元の美少女やら美少女フィギュアに依存レベルでどっぷり夢中になっていた僕ですが、最近になんてそんな重度の二次元依存から抜け出したいと思うようになってきました……。

二次元がもたらす悪影響

・あり得ないエロ展開で脳が破壊される

ネットに溢れるポルノ動画の見過ぎが脳を破壊すると、最近話題になっています。細かい原因なんかはググって欲しいんですが、エロ動画の見過ぎは前頭葉をダメにしてしまい、男を無気力ダメ人間にしてしまうと言われているんですよね。

ただ、三次元のエロ動画を見てるならまだ健全な方で、二次元エロの方がもっと危険だと思うのです。理由として、二次元には現実のような制約がないから、どんなあり得ないエロ展開もやり放題なんですよ。

・女の子をレイプしたり寝取ったりする。

女の子が屁こいたりう○こしたりう○こを食べたりする。

女の子を惨殺したり女の子を物理的に料理して食べちゃったりする。

女の子をチ〇コに改造してしまう。

……後半に行くほど「ちょっと何言ってるかわからない」とドン引きされてしまいそうですが、二次元では現実では絶対にできないような妄想や性癖でも形に出来てしまうし、pixivのようなイラスト投稿サイトではそんな妄想もアップし放題、見放題なんです。

そしてこんな過激な妄想を具現化したような絵を毎日のように見ていてそれをオカズにしてオナニーしていて、健全な精神が保てるでしょうか? いやそんなワケはない!

三次元に比べると制約が少なくなる分、二次元はどっぷりハマってしまうと三次元以上に容赦なく脳を破壊してしまうのです。

・エロでなくても時間ややる気を奪われてしまう

ではエロくない二次元なら問題はないのかと言われるとそうでもないんですなこれが!

エロでなくても二次元依存は確実に時間とやる気を奪っていきます。

可愛い女の子達が他愛もないことをしながらキャッキャウフフとじゃれ合っているアニメや漫画やイラストは僕達を癒してくれます。しかしその癒しは言わば甘い甘い砂糖のようなものだと僕は考えています。砂糖たっぷりのお菓子ばかり食べてたら常に身体が砂糖を欲するようになってしまうように、可愛い二次元にも触れ続けていたらいつの間にか精神が常時二次元を欲するようになってしまうんですよ。

二次元の魅力にどっぷり魅了されていた僕は暇さえあればスマホを取り出し、pixivだったりニコニコ静画だったりTwitterだったりで可愛い二次元の女の子の絵を漁っていました。その結果やるべきことをいつも後回しにして女の子の絵にブヒブヒ言いながらニチャニチャ笑ってる、二次元という砂糖を摂取しまくって腑抜けになってしまった愚かなチー牛が出来上がりました。

エロであろうがなかろうが、過剰な二次元依存は僕達の首を確実に絞めているのです。

 

まとめ 二次元は悪くないが、依存はよくない

二次元エロの悪影響、エロくない二次元の悪影響についてお話しさせてもらいました。

ここまで二次元を散々悪人扱いしましたが、実際は二次元が一方的に悪い訳じゃありません。

ラブライブが好き! 艦これが好き! ウマ娘が好き! そんな二次元のかわいい女の子にという清涼剤に力を貰って、明日を戦い抜けるならそれは素晴らしいこと。

問題は適量以上の二次元を摂取し続けてしまうことです。そうすると二次元抜きでは生きられない腑抜け、二次元の為に生きてるゾンビになってしまうことです。そう、まさに今の僕のように!

ではこんな状態から抜け出すにはどうすればいいのでしょうか? 次回ではその方法について語りたいと思います。

 

頭の良し悪しを決めるもの

PCで文章を書くことに関しては「非常に読みやすい」など一定の評価を受けている僕ですが、文章を書けるからといって、現実にそれが頭の良さとして反映されるのかというとそうでもないんですよね。

頭の良し悪しはどんな要素で決まってしまうのか、僕の経験からお話したいと思います。

文章力は頭の良さの根拠としては弱すぎる

 

「昔から頭が悪いのでADHDだと思ってたらただの怠惰な健常者でした」と語るこちらのアナ吉さんに対し「こんなに読みやすい文章が書けるんだから頭悪いわけないですよ!」という擁護をする人がいました。

でも残念ながら、文章をかけることって頭の良し悪しを判断する上では大してアテにならない要素だと僕は考えています。何故なら文章なんて基本的に誰でも書けるんだから。

Twitterやブログに文章を書くときって、基本的にある程度時間に余裕があり、じっくり考えながら文章を作ることができます。そうして時間をかけることさえできれば読みやすい文章なんてある程度は誰でも作れてしまうんです。

一方で現実における仕事やコミュニケーションにはそんな余裕など与えられないことが殆どでしょう。周りのペースに合わせ、短い時間で考えを巡らせ、正しい判断をすることが求められます。こっちの方が断然難しいですよね。

極論を言ってしまえば、文章なんて全く書けなくてもコミュ力が優れてるんならそっちの方が断然人間としての価値は上だと思います。文章力「だけ」があったとしても、プロライターや小説家にでもなれない限りは現実でメリットになることは殆どないんじゃないでしょうか。

仕事で文章力が活かされたのって、精々退職願を書くときくらいでしたからねえ。

 

その場に合った頭の使い方ができなければバカ扱いです

自分が置かれている状況や就いている仕事に対して、適切な頭の使い方が出来るかどうかも、頭の良し悪しを決める重要な点だと思います。

建設業だと素早く丁寧に効率的に手を動かし、建物を作ることが求められます。ですが僕はこれが全くできないんですね。

いつもいつも目の前の作業に手一杯で効率のいいやり方なんて考えてる余裕もなく、常に非効率なことばかりしてしまうし、釘一本を打つのすらまともにできません。言われた指示を頭の中で噛み砕いて組み立てるのも苦手だから、いつも頓珍漢なことばかりしてしまうのです。

「なんでこんなこともわからないの? 馬鹿なの? ちょっとは考えろよ」と毎日呆れられ怒られ、正直非常にしんどいです。そして文章を書く機会なんて皆無なので文章力が役に立つ機会など今の仕事では全くありません。

このように自分が今置かれている状況に見合った頭の使い方ができなければ頭の悪い人間とみなされてしまい、常に惨めな気持ちで生きなければならなくなるのです。

 

頭の悪さを治すのは、多分無理

頭の悪さを治す方法はネットでいくらでも見つかるし、そんなビジネス書も沢山ありますが、僕はそのどれも効果がありませんでした。

脳トレをやってみたり、思考力を鍛える~みたいな本に手を出しても、サプリを飲んでみたりしてもまるで改善の兆しがありません。希望の光だと思ってたADHDの薬も最近はあまり効果を感じてるとは思えない状況が続いています。

僕の場合は発達障害の検査を受けたときに「作業能力が低い」なんて判定をされてしまう程なので、肉体労働に必要なスペックに対して元々のスペックがかなり低いのかもしれません。しかしそれを理由に仕事を辞めたいと言っても「甘ったれるな、努力が足りないんだ、努力しろ」と言われるばかりで、抜け出せるような見込みもないのが現状です。

 

まとめ 正しい頭の使い方ができる場所を探そう

「文章力は頭の良さの根拠として弱い」「今いる場所に適した頭の使い方ができなければバカ扱い」「頭の悪さを治すのは難しい」ということをお話させていただきました。

自分が頭が悪いと感じてしまっている人は、自分の頭を正しく扱える場所にいないことが原因かもしれません。なので自由に動けるうちに、正しい頭の使い方ができる場所を探した方がいいでしょう。

僕の場合は、なるべく働くことを遠ざけるセミリタイアか、文章力を突き詰めてライターにでもなれれば……と考えています。しかし今の僕では夢の又夢のような話でしょう。

自分に適した場所とそこで生きていける力を身に付けるのを夢見ながら、今後も仕事に打ちのめされていくのでしょうね。