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色々と終わってるアラサー男が迷走するブログ

マッチングアプリは非モテにとっての蜘蛛の糸 でも幸せになれるとは限らない

これまで何回かに分けてマッチングアプリについて書いてきましたが「結局のところマッチングアプリってどうなのよ?」ということを、総括として書いていきたいと思います。

マッチングアプリは圧倒的にハードルが低い

結論から言ってしまうと、マッチングアプリ非モテにとっては最後の希望であり、蜘蛛の糸であると考えます。マッチングアプリをやっていて感じたのは、職場などのリアルの場で彼女を作るよりはずっとハードルが低い、ということでした。

職場などで気になる人がいたとしても、付き合えるまではめちゃハードルが高いです。ある程度仲良くなって警戒心を解いたり、彼氏の有無を確認したり、いくつも事前にクリアしないといけない課題が存在します。彼氏持ちの女性を彼女にする方法とか、非モテにはまあ無理だから無視しましょう。

非モテがこれをこなすのはかなり難しいです。だから世の中の非モテは距離感間違えたりして悲惨なことになってしまうんですよね。

junny-policies.hatenablog.com

一方でマッチングアプリは、大体の女性は彼氏を作る為に登録しています。つまりは浮気目的の人でもなければ今はフリーの状態ということなので、彼氏の有無を気にする必要がありません。これでまずハードルが1段下がります。

そしてマッチングすれば、メッセージである程度相手のことを知ることができて、距離を詰めやすくなるのです。警戒心が強い女性でなければ、数日で実際にデートに漕ぎつけることも容易になります。これでハードルが更に2段下がりましたね。このようにマッチングアプリは、仲良くなってデートに行くまでの過程を、リアルの恋愛に比べて時間も難易度も大幅に減らせるメリットがあります。

そして、メッセージが途切れたりデートが失敗に終わっても、その女性とはもう会わなくなるだけのこと。気まずい思いをすることもないし、また次の女性を探すにしても、リアルよりはずっとハードルは低いです。

このように、非モテでも上手くやればトライ&エラーの機会をずっと増やすことができます。そうして経験を重ねれば、必然的に彼女ができる確率も上がっていくのです。

これだけ女性と出会うまでの道のりが舗装されている場所を探すのは、非常に難しいハズ。マッチングアプリで彼女を作れないのであれば、他の場所で彼女を作るなど猶更難しいことです。まさにマッチングアプリは、非モテにとって蜘蛛の糸と言えるのではないでしょうか。

 

蜘蛛の糸を上っても、幸せになれるとは限らない

しかし、蜘蛛の糸を上って彼女がいるという天上の世界に行けても、それで幸せになれるとは限りません。マッチングアプリで彼女を作るには、見た目もプロフも盛り、魅力的な男として自分を演出する必要があります。そして彼女ができてからも、彼女の前で魅力的な男を演じ続けなければならないのです。

ですが元々魅力に乏しかった非モテが、ずっと魅力的な男を演じ続けるなど無理があること。モテ作法などを真似すれば、最初は上手く誤魔化せるかもしれません。しかし段々とボロが出て、魅力のない非モテ男という正体が露出してしまいます。そうした面を見せてしまうと女性の気持ちも段々冷めていき、結局はフラれてしまうのです。

フラれてもめげずに彼女を作る努力を続ければ、最初は嘘っぱちだったモテ作法も段々本当のものになっていくかもしれません。しかし長年の非モテ人生で染み付いてしまった非モテムーブやメンタルを改善するのは本当に難しいです。1度や2度の成功体験では中々その汚点を払拭できず、段々と魅力的な男であろうとする努力も苦しくなってしまいます。

本当に魅力的なモテ男になるという、終わりの見えない道のりを血を吐きながら走り続けるか、余計な傷を抱えて下界に脱落していくか。蜘蛛の糸を上っても、非モテにとっては修羅の道が続いているのです。

非モテは養分にされるのは本当か?

マッチングアプリはハードルが低いと書きましたが、これは見た目やプロフィールなど、最初のハードルを乗り越えられれば圧倒的にハードルが低くなるということ。そこに行くまでのハードルは非常に高いし、土俵に上がるだけでもかなりキツイのは否めません。

自分なりに頑張って作った見た目でしたが、このレベルでは全く相手にされないのです。

こうした厳しい現実に対し「非モテマッチングアプリをやっても養分にされるだけ!」みたいな意見もあります。junny-policies.hatenablog.com

しかしこういうことを言う人たちは、果たしてどれだけ見た目を盛る努力をしていたのか? と疑問に感じてしまいます。「君はそんなことを言える程努力をしたのかい?」と思ってしまうのです。

ここまで見た目を盛って、ある程度女性と実際に会い、彼女を作れるようになるまで20万近くも費やしているのです。非モテは養分だの叫ぶような人たちに、それだけの覚悟を持って足掻いた人がどれだけいるのか、甚だ疑問です。

しかし、これは僕の驕りでもあるかもしれません。僕は極端な低身長や肥満体系、アトピーだらけだったりハゲだったなどの、致命的な外見上のハンデはありませんでした。自分で言うのもアレですが、髪型や服装で誤魔化せるレベルの、ブサメンの中でも比較的マシなブサメンだったと思うのです。ハゲチビデブなんてハンデだらけの人たちが、厳しい現実に折れず、彼女を作るまでやる気を維持し続けるのは、そう簡単なことではないでしょう。

そして、僕自身も師匠に払った20万の他、マッチングアプリに払った会費、買い漁った情報商材の金額などを考えると、元を取れたとは言い難い面もあるのです。傍から見れば僕自身も養分と思われても否定はしきれません。一応、彼女を作るという結果自体は果たせたので、無駄ではなかったと思いたいですが……。

 

まとめ どうしても彼女が欲しい非モテはやる価値はある

マッチングアプリは圧倒的にハードルが低い」「蜘蛛の糸を上っても、幸せになれるとは限らない」「非モテは養分にされるのは本当か?」というテーマでお話しさせて頂きました。

マッチングアプリは決して楽な道ではありませんが、非モテであっても彼女を作ることは決して不可能ではないです。ですが長期的な信頼し合えるパートナーを作るのは、非モテでは難しいこと。手痛くフラれることを繰り返して、余計に傷を負ってしまうリスクもあります。

どうしても彼女がいないコンプレックスを解消したい、その為ならどんな出費や苦しみでも受け入れてみせるという覚悟のある人は、やってみる価値はあると思います。ただ、彼女ができても非モテにはそこからが本当の戦いだということは覚えておいた方がいいと思います。