20年くらいオタクやってる僕ですが、その中でも特に美少女フィギュアへの執着が強すぎることが自分の中で困りごとになりつつあります。
※いつも以上に非常に気持ち悪い内容なのでご注意ください
狂ったように女の子のフィギュアを集めまくった10代と20代
人生で初めて女の子のフィギュアに手を出したのは15歳のとき、当時ハマっていた「まほろまてぃっく」ってアニメのみなわというキャラのフィギュアでした。
それは自分にとっては未知の世界で、なんともいえない背徳感と愉悦を感じたものです。
このジャンルに興味を持ったものの、当時はまだバイトもしていなくてフィギュアを買うお金もありません
なので美少女フィギュアを紹介するサイトを食い入るように見ながら、その魅力に取りつかれていきました。
そしてバイトをするようになってお金に余裕ができてからというもの狂ったように稼いだお金をほぼ全てフィギュアの購入に突っこんでいました。
当時は女の子のフィギュアを買う奴なんて頭のおかしい異常者も同然だったので同級生からも家族からの目もそれはそれは冷たかったのですが、僕はそんなこともお構いなしでフィギュアを集める愉悦に夢中になっていましたね。
高校を卒業して就職してからも、給料は良かったので僕は貯金もろくにせずにフィギュアを買い漁り続けていました。
金がなくなってもフィギュアを求め続ける
5年程勤めた会社を辞めて、転職しても尚僕はフィギュアを買い漁り続けていましたが、転職をして収入が下がっていたのにも関わらず、僕は最初の会社と同じ感覚で浪費を続けていました。
当然金欠に陥り、そのときはフィギュアをヤフオクに流したりして金欠を凌いでいたのですが、そんな状況に陥っても気になったフィギュアを見つけたらクレジットカードで衝動買い、はらえなくなったらリボ払いに手を出し、足りなくなった生活費の為にキャッシングに手を出し借金も重なっていきました。
転職を繰り返してフリーターになってもそんな生活を続けていましたが、家賃を滞納して大家さんを本気で怒らせてマジでアパートを追い出されることが現実味を帯び始めたことで流石にヤバいと感じ、持っていたフィギュアも全部処分したことで、一応はこのどうしようもない悪循環はストップしました。
この頃の自分はパチンコやる為に借金を重ねるような人達となんら変わらないダメ人間だったと思います。
フィギュアを持つことに依存する
こんなことがあったのにも関わらず僕は未だに美少女フィギュアを買うのを止められません。
今までも何回かこんな自分に嫌気が差し、手元のフィギュアを全部売ったり時には捨てたりしてこの趣味を止めようとしましたが、しばらくするとフィギュアを持っていないことによる強烈な飢餓衝動に襲われ、結局またフィギュアを買い求めてしまうのです。
気持ち悪い話ではありますが、僕のような非モテのダメ人間にとって美少女フィギュアは癒しであり自分の理想を叶えてくれる存在であり、僕は骨の髄までその魅力に憑りつかれてしまっているのです
可憐でグラマラスで現実では不可能なシチュエーションを想起させる姿をした女の子の像が手元にある……その興奮と愉悦はイラストだけでは満たせない強烈な魅力があるのです。
この記事でVtuberとかアイドルに嵌る奴は痛いって批判してたけど、僕の方が余程愚かで痛いですね
ただ、ときどきむなしい
現実から逃げてるだけなのに勘付いている
一方でこの趣味を続けることに疑問や虚しさを感じているのも事実です。
どれだけ可愛らしくて素晴らしい出来の女の子であったとしても実際は樹脂の塊でしかなく、血も肉もない只の作り物でしかありません
お前は現実の女性に相手にされないから、作り物の女性に逃避して現実から目を逸らしているだけだと、フィギュアに夢中になる反面そんな冷めたことを考える自分がいます。
そして40代、50代、ひょっとしても老後になっても美少女フィギュアに依存し続ける自分を想像すると流石に気持ち悪くなりますし、なんかの拍子で死んでしまったとき、家族や遺品整理の人達が部屋の中でおっぱい丸出しの女の子のフィギュアなんて見たらどう思うだろうと考えるとそれも恐ろしいです。
一つだけでは満たされない
出来のいいフィギュアを手に入れたときは「うおーすげーサイコー!」と感激するもののずっと飾ってるとやがて飽きてしまい、また別の女の子のフィギュアに手を出したくなってしまいます。
今まで何度も「これは素晴らしい! 人生最高のフィギュアだ! もう他にフィギュアはいらないね!」というくらい素晴らしいフィギュアに出会いましたがそれでもしばらくしたらそのフィギュアでも満たされなくなり、もっと刺激的な女の子のフィギュアを求めてしまうのです。
「もうこれでフィギュア買うのは終わりにしよう……」と自分に言い聞かせているのにも関わらず、しばらくしたらまた別のフィギュアを買ってしまう、そんなことの繰り返しです。
金の無駄なのは自覚している
僕が学生だった頃のフィギュアの値段は大体5000円程度、高くても10000円程度だったので、金銭的にそこまで苦しくはありませんでした。
ですが原材料や人件費の高騰などで値上がりが続き、現在は同じようなサイズのフィギュアでも15000円程度、高額なものだと30000円、40000円超えるのが当たり前になっています。
今は実家暮らしで余裕があるとはいえそうホイホイ買うこともできず、2~3ヶ月に一体厳選して買うようにはしていますが正直金を無駄にしているのは否めませんし、その金で見た目を磨くなり勉強してスキルを身につけるなどの自己投資をした方がいいのは間違いありません。
それを分かっていても、買うのを止められないのですが……
美少女フィギュアはポルノと同じか?
近年だとネットに溢れるポルノコンテンツの見過ぎが深刻な害をもたらすことが証明されていますが、現実ではあり得ないような体型だったり過激な格好をしたフィギュアを追い求めてしまう僕も、ポルノ依存症患者と大差ない状態なのかもしれません。
そして最近では「ポルノ断ちをして人生を取り戻しましょう!」という動きが盛んになっており、実際ポルノを見ないようにすればQOLが大幅に向上することも証明されているのですが、ポルノ断ちは性的要素があるコンテンツは一切見てはいけないというのが大前提なので美少女フィギュアも勿論アウト、フィギュアに関する情報も全てシャットダウンしなければなりません。
しかしフィギュアを処分するのは簡単なことですが、そのあとはまたフィギュアが欲しくなる飢餓衝動をなんとか耐え凌がなければフィギュア依存症は克服できず、これで何度も挫折を繰り返しているので正直厳しいかなぁというのが本音です。
ここにも僕と同じことしてる人がいる……