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色々と終わってるアラサー男が迷走するブログ

発達障害を疑い精神科に通った結果

 これまで僕は自分の事をギリギリ健常者として書いていましたが、数カ月前から2度目の精神科を受診しており、本日結果が出ました

 そして診断結果として、自分は「ADHD(注意欠如多動症)」に当てはまるということが明らかになりました。

 

 

診断の内容

 検査を行った結果

・知的能力は低くはないが、能力の凹凸が非常に大きい

・言語能力は高く、言葉の意味は理解できるが言われていないことを想像力や観察力で補うのが難しい

・「よく見ようとしているのに発見できない」「複数のことを覚えておくことが難しくて忘れてしまいやすい」様子が見受けられる

 こうした特徴からADHDに当てはまるという診断が下されました。

 

 作業能力も低かったので、全体的に能力が低かったのを言語能力が平均より高かったから辛うじて平均値は保っているような状態でしょうか。

 

 

 10年前に診察を受けた時は「ちゃんと指示を聞けば仕事ができるので大丈夫ですよ(*^-^*)」と非常に曖昧な結果しか言われなかったのですが、今回は家族が過去の僕の様子や現状のダメっぷりを話してくれたこともあって、自分の傾向やADHDであるということがはっきり示されました。

 

「どうせ今回もギリ健って診断されて終わりだろうなあ」とタカをくくっていたので、はっきりとADHDだと明言されてしまうのは少しショックでした。

 

じゃあこれからどうするの?

 ADHDだという診断が下されて「ではこれから僕はどうするか?」という話ですが正直現状ではどうにもならないでしょう。

 

 10年くらい前の僕だったら「診断が下れば楽になれる!」なんて考えていましたがADHDだからといって自分が無能だという事実は変わりがありませんし、ADHDを免罪符にすれば許してくれるほど世間は甘くないということはもう理解しています。

 

 なら自分でどうにかしなきゃと思いますが、これまで発達障害の傾向がある人に向けた仕事術の本なども度々購入して試したりしたものの成果を得られたとは言い難いので、自分がADHDだということが分かっても劇的な改善は正直厳しいと思っています。

 

 薬を服用するという手段もありますが、副作用が怖いことと、そもそも薬を飲んで改善できるレベルなのか? という疑問もあり、今のところ薬の使用はしない方針で家族からも念を押されています

 

 結局は今まで通り怒鳴られ蹴っ飛ばされながらなんとか仕事をしがみつくしかないのです。

komesoku.biz

 

 長年の宿題が一つ解決した

 ADHDだということがはっきりしたことで「俺ってなにかの病気なのかな……」と長年抱えていたジレンマがようやく解決したのには一安心しています。

 ですが発達障害の人のドキュメンタリーで見かけるような「自分の努力不足ではなかったと分かって安堵した」みたいな前向きな気持ちには正直なれません。

 例え障害によるものだろうと無能は無能、使えない人間への目線は冷たいでしょうし、障害を無能の免罪符にしようとすれば周りから反感を買い、自分の首を絞める結果になってしまうでしょう。

 

 ADHDだということを判明させるのはあくまで手段でしかなく、その先自分の人生を良くしたいのなら自分で考えて行動していくしかないのです。