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色々と終わってるアラサー男が迷走するブログ

仕事辞めました

どうもご無沙汰しております。

タイトルどおりなのですが、3月から始めた新しい仕事を6月下旬頃に辞めてしまい、現在無職状態です。

仕事が長続きせず短期離職を繰り返す典型的なジョブホッパーだった僕ですが、その中でもぶっちぎりで最短の3ヶ月半ばで辞めるという体たらくになってしまいました。

今回は僕が折角手に入れた仕事を呆気なく投げ出した理由について語っていきたいと思います。

全然単純な仕事じゃなかった。

臨機応変な対応が全くできず苦しい思いをしていた僕は、1つの作業を繰り返すような単純な仕事を求めていました。

3月から始めた仕事は砕石工場でコンベアに乗って流れてくる石を選別する仕事で、内容自体は非常に単純な仕事。当初は「これなら俺でもできる!」と希望を持っていましたが、全然そんなことはありませんでした。

砕石はプラントと呼ばれる巨大な機械で生産されます。そしてプラントは機械である以上日常でのメンテナンスや故障個所の修理などが求められます。こうした作業はその時々によって臨機応変な対応が求められる、自分にとって一番苦手な仕事でした。

ですが実際に仕事をしていると、こうしたトラブルが毎日のように起こります。なんの問題もなくコンベアが稼働するときの方が珍しい程のペースで、どこかしら機械が異常をきたしていました。

そうして機械に異常が起こる度に、僕は苦手な臨機応変な作業に右往左往するハメになり、全力で無能ぶりを発揮することになります。最初の1か月は試用期間で甘く見てもらえていたのでまだマシでした。しかしそれを過ぎて正式に社員になると、一気に周りの目がキツくなり始めます。要領と物覚えの悪さからミスを連発し、ことあるごとに先輩達をイラつかせる自分は、あっという間に職場の中で鼻つまみ者のような立場になってしまったのです。

 

・指示を出してもらえないのがキツイ

頻繁に起こる臨機応変な作業に対し、細かい指示を出さない、自分で考えろという職場のスタンスもキツイ要因でした。「○○の修理やるぞ」「○○持ってきて」という大雑把な指示は出されるのですが、それに付随する細かい指示は殆ど出してくれなかったのです。

「社会人なんだから言われなくても自分で動くのは当たり前だろ!」と言われればその通りでしょう。しかし自分はこうした言外の意図を読み解いたり、先のことを考えて動くのが本当に苦手でした。加えてわからないことを上手く保管できるようなコミュ力なども絶望的に低いです。なので自分は言われた通りに動いたつもりでも言外の意図を理解できず「普通○○だってことわかるよね? そんなことまで言わないと分からないの?」としょっちゅう先輩や上司をキレさせてしまうのでした。

言われたことが理解できない、でも周りの人に聞きづらい→やらかす→余計に聞きづらくなる→もっとやらかす、この悪循環に陥っていましたね。短期間でこの負のスパイラルに陥ったことで、あっという間に仕事が嫌になってしまいました。

 

・休憩時間が少なすぎる

休憩時間が非常に少ないことも、自分にはキツかったです。

機械を稼働させたら昼休み以外は機械を止められないので、昼休み以外の休憩がありません。その代わり本来の休憩時間も残業代として上乗せするというのが会社のスタンスでした。それ自体は入社前から聞かされていたことなので不満はありません。問題は唯一の休憩時間である昼休みもあんまり休めないことでした。

11:30~12:30が休憩時間なのですが、午後の準備などがある為大体みんな12:10頃から既に動き始めているので、実質的な休憩時間は40分程度。休憩時間も常に午後の仕事がチラつき、気が休まりませんでした。

加えて週に1回、削減というクソみたいなルールがあったのも最悪でしたね。これは簡単に言えば「週に1回、昼休みに30分会社の為にタダ働きしましょう」というルールでした。

この削減をやる日は食事をしたらすぐにまた仕事に戻らねばならず、唯一のオアシスである休憩すらないのは本当に憂鬱でしたね。それだけならまだしもいざ仕事に戻れば要領の悪さから一緒に仕事する先輩をもれなくイラつかせてしまうのも辛かったです。「なにやってんだよ! 時間ないんだぞ! 早くやれよ!」と毎回せっつかれ、その度休憩時間を潰してまで自分はなにをやっているんだろうと、虚無な気持ちになりました。

職場の偉い人はこの習慣を「社員のみんなが少しでも会社に貢献したいという気持ちから始まった習慣なんだよ(*^_^*)」と、美徳のように語っていました。なんてろくでもない習慣を作ってくれたんだ、と心の底から思いました。

とはいえ仕事によっては食事の時間すら取れない程忙しい仕事も多いでしょうし、休憩時間程度でグチグチ言うのは贅沢なことかもしれませんが……。

 

こうして入社してから1ヵ月足らずで、想像していなかった嫌なポイントがどんどん見えるようになってしまいました。そして「このままあと何年もこの毎日を繰り返さないといけないとか嫌過ぎる」と思うようになってしまった僕は、3ヵ月ちょいくらいで仕事を辞めてしまったのです。

 

まとめ 正社員とかもう無理かもしれないね

「全然単純な仕事じゃなかった」「細かい指示を出してもらえないのがキツイ」「休憩時間が少なすぎる」という3つの点で、仕事を辞めた理由についてお話しました。

正直なところ、辞めた理由の大半は自分の無能さに帰結しています。単純作業くらいしか務まらない無能なのに、建設業を辞めたいという焦りと給与の高さに釣られ、身の丈に合わない仕事を選んでしまったのが失敗でした。

正社員として給料を貰う以上、ここに書いたことはごく当たり前のこと。こんなことに耐えられず辞めてしまった僕はおそらく正社員になる資格などないということでしょうね。

年内くらいは貯金と失業保険で仕事をしなくても食べていけそうなので、改めて身の振り方を考えていきます。