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色々と終わってるアラサー男が迷走するブログ

仕事も女もできない無能は障害者や人殺しにも劣るのか

 

toyokeizai.net

 2年半くらい前の記事ですが、(一応)ADHDを抱える人間となった僕には身につまされる内容でした。

 リョウジさんというこの方は障害者枠で働いてる時、自分よりも知的障碍者の人達が作業が早いのを見て

 

「もしかしたら、発達障害者は能力的にも、社会的地位も最底辺ではないかと、たまに考えてしまう。僕は人類最底辺ではないかと、たまに考えてしまう」

 

 ということを言っていますが、僕自身も自分が知的障碍者どころか、殺人を犯すような人間にも劣る存在なんじゃないかと思うことがあるのです。

 

※差別的な内容かつ相変わらずガバガバな考え方になってしまっているかもしれませんのでご注意ください

障碍者を馬鹿にしていた自分自身が障碍者よりも役に立たない人間になる

 知的障碍者を馬鹿にしていた

 僕が子供の頃、同級生にTさんという女の子がいました。

 Tさんは軽度の知的障害を抱えており、傍から見ても様子がおかしい為に気味悪がられていて、僕も周りと同じようにTさんを気味悪がっていました。

 僕はTさんと苗字が同じだったから「お前あいつと結婚してるんだろ?」と周りから馬鹿にされてたこともあり、余計にTさんのことを疎ましく思っていたのです。

 

 ですがTさんは別に問題行動を起こすようなことはなく、授業態度自体は真面目なものであり、「歴史上の偉人で自分が興味を持った人について調べて発表する」という授業でも、Tさんは真摯に取り組みきちんと発表をして見せました。

 ですが僕はTさんが知的障碍者だからという理由だけで発表の内容に耳を傾けずに「全然ダメ」という感想を書いていたのです。

 今思えば最低の考え方をしていましたが、そのしっぺ返しを社会に出て嫌という程受けることになる訳です。

 

障碍者よりも役に立たない無能になってしまう

 社会に出た僕は本当に全く仕事ができませんでした。

 この頃はまだ分からなかったものの既にADHDの悪い点が出始めていたのか、コミュ障で人の話が理解できずに頓珍漢なことばかりしてしまい、滅多に怒らない上司でさえ僕には本気でブチ切れることもあった程でした。

 そのときに「二十歳過ぎてここまでバカな奴は初めて見た。そこいらにいるヤンキーや障碍者の方がよっぽど使えるわ」とまで言われてしまい、仕事を変えても同じような失敗やトラブルを繰り返し「犬でさえ言うことを聞くのにお前は犬以下だ」「これぐらい小学生でもできるのにお前は小学生以下だ」と言われる始末で、かってバカにしていた障碍者よりも自分が劣った存在であることを思い知らされたのです。

 

無能は殺人犯にすら劣る?

 障碍者だけではなく、最近では人を殺して捕まるような人間よりも、自分は劣った存在なのかと考えてしまうのです。

 

 小学生を8人殺した宅間守、自分の子供を虐待死させた栗原勇一郎、妻子6人を皆殺しにした小松博文、彼等は皆既婚者で家庭を持っていた過去があり、セックスをして子供もいました。

 結婚の時点で(嘘っぱちの外面であったとしても)相手に自分を惚れさせるコミュ力や魅力がなければ不可能ですし、セックスもやはりセックスしたいと相手に思わせる魅力がないと不可能なことです。

 この時点で30過ぎても未だに女性と付き合ったこともなく、お金を払ったセックスしかしたことのない僕よりも、彼等は生物として遥かに優れていたことになります。

 そして彼等の顔を見てもチー牛顔の僕よりも余程タフそうな顔をしているし、恐らく同じ仕事をしても僕よりはずっと仕事ができるだろうなと思ってしまうのです。

 宅間守自衛隊で問題行動を起こして除隊になっていたものの獰猛な精神性で成り上がっていた可能性もありますし、栗原勇一郎は普通に仕事ができるサラリーマンだったようです。

 小松博文は少子化が嘆かれるこのご時世に5人も子供を設けているという点では日本の未来に貢献していますし、もう少し甲斐性があればビッグダディ一家のような名物家族として人気者になっていたかもしれません。

 

 殺人さえ犯さなければ有能な存在となり得た彼等よりも、なにをやっても人並み以下で仕事も女もできない僕のような無能な人間の方が害悪で死刑になるべき存在なのかと考えてしまいます。

 

 これだけ自分の無能を分かっていても、国が自分のような無能を積極的に殺す政策をしない限りは自死など到底できないのが僕という人間なんでしょうが。