eat kill all

色々と終わってるアラサー男が迷走するブログ

死んだ方がいい人間かもしれないが、死ぬのも結構迷惑がかかる

 仕事ができなさ過ぎてボロクソに怒られたり蹴っ飛ばされたりすることがままある僕ですが、稀にあんまりにもきつ過ぎて「このまま車で海に突っこんじゃおうかな……」「電柱に最大スピードで激突してみようかな」「包丁で腹突き刺せば死ねるかな」と自殺衝動みたいなものが湧いてくることがあります。

 実際僕のような社会のお荷物は死んだ方が世の為なんでしょうが、実際に死んだら死んだで、それはそれで周りの人に迷惑をかけてしまうと思うんですよね。

 

父親が死んだときの話

 昨年のことなんですが、同居していた父が亡くなったんですよね。

 齢七十八で既に隠居していた父は数年前までは毎日のように飲み歩いたりしてそれなりに楽しい余生を謳歌していたようなのですが、その結果内臓を痛めてしまったり、白内障緑内障が悪化したことで視力の低下に苦しんでいたり、気分転換に散歩をしてたら転んで頭を打って病院に運ばれたりと、色々とトラブルが重なってすっかりふさぎ込んでしまっていました。

「俺はもう駄目だ……」なんてことを口癖のように口走る父に内心うんざりしつつも「大丈夫だよ、父さんみたいな死ぬ死ぬ言ってるような人は絶対長生きするから」と、あんまりふさぎ込まないように諭したりしていたのですが、昨年の九月頃、僕が仕事に行ってる途中に原因も分からないままベッドで冷たくなってたんですよね。

 兄二人と姉と僕は大慌てで家に戻りましたが、そこからは葬儀屋や火葬場の手配、遺産の相続について、溜まりに溜まった父の遺品の数々の処理など、やらなければならないことは山ほどあり、丁度仕事が立て込んでたタイミングだったので次の日からは皆普通に働き始めて合間を縫って葬儀と火葬をして、その後も四十九日までの間に何度か坊さんを呼んでお経を読んでもらったりと、しばらくはバタバタした日が続きました。

 遺書などを遺していなかったので父の遺した遺産や保険金の扱いには頭を抱えましたがトラブルもなく兄弟全員に分配され、五十万程かかった葬儀代も無事に賄うことができたのは幸いだったと思います。

僕の自殺を考える

 さて、上記の父が死んだときの話を参考に、僕が自殺を図るとき、可能な限り迷惑をかけず実行するにはどのようなことに注意して実行に移せばいいか、シミュレーションしてみようと思います。

 (※かなりガバガバかつ滅茶苦茶な部分が多いのであまり真に受けないでください)

・決行する前に準備段階として、水道・ガス・電気・携帯など、今現在支払ってるサービスは全て解約する。クレジットカードも解約しておく。

・生命保険は自殺だと一定の免責期間を過ぎていなければ無効になってしまうが、現在加入している保険は免責期間まで至ってないのでこれも解約しておく。

・銀行口座は死んでしまうと凍結されてしばらく引き出せなくなってしまうので、これも予め解約して貯金は全て下ろしておく。

・私物は全て処分する。金になるものは全て換金、ならないものは全てゴミへ。棺桶で一緒に燃やして欲しいものがあれば分別しておく

・自殺方法は刃物を身体に突き刺して死ぬのが一番確実。めっちゃ痛いだろうが腹か胸当たりを滅多刺しすれば数時間後には失血死できる筈。

・なるべく早く遺体が見つかるように、自宅のリビングで決行。遺体の周りは血だらけになり後始末がかなり大変になるので実行前に毛布やビニールシートでありったけ養生はしておく。

・遺書には家族や職場に非は一切なく、あくまでも自分が悪いからこうなったと書いておくこと。

・手元に残った現金は全て一まとめにして置いておき、葬儀代や後始末に充ててもらって、残ったら家族で分けて欲しいという旨を書置きしておく。

・死ぬまでに間に合わない支払いや処分しきれなかった私物があれば、その対応も忘れずに明記しておくこと。

・引き継いでもらわないといけない仕事は、マニュアルをきちんと残しておくこと。

 

 ……ここまで書いていて思いましたが、どう考えてもこんな手間をかけて自殺を実行するくらいなら会社辞めた方がよっぽど楽だし家族にも会社にも迷惑かからないですよね……。

 

またこの方法を実行すると

 

 ・父親が死んで一年も経たないのに息子が自殺したとなれば、どう取り繕っても黒い噂が立ってしまって遺族への心象はかなり悪くなる。

・二人も人が死んでる家に誰も住みたくはないだろうから実家は取り壊しになり、少なくない費用が発生する。

 

 など、どうやっても避け切れない問題を遺族に残してしまいます。

 

 とはいえ僕が死ねば会社は一人分余計な給料を支払わなくてよくなるし、見ていてイライラする無能がいなくなれば職場の雰囲気もよくなるし、人間社会全体から見てもいらない人間が一人消えればその分のリソースを必要な人間に回せるので、長期的に見れば良いことずくめのような気もするのですが。

 

 どうやっても返済できないような多額の借金を抱え、死んで生命保険で支払うしかないような状況にでも追いこまれない限り、この方法を僕が実行することはないでしょう……そんな状況でこんな悠長に準備などしていられないでしょうが……。