eat kill all

色々と終わってるアラサー男が迷走するブログ

セミリタイアとか無理ぽじゃね? と最近思いつつある

遊戯王の作者の高橋和希さんが事故死、安倍晋三氏が射殺され、コロナはまた感染拡大と世の中騒がしくなっておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

薬のお陰でなんとか上手くやれそうと一カ月前は思っておりましたが、ここ数日またミスが酷くなって毎日失敗ばかりで「やっぱ駄目かも……」とまた気持ちが沈んでおります。

そうしてなるべく働かないセミリタイアへの憧れを益々強くしている一方でセミリタイアとか無理なんじゃね?」と心のどこかで思うようにもなりました。

 

資産が圧倒的に足りてない

セミリタイアをするには一にも二にも金が必要ですが、今の僕の貯金は全部合わせても四百万程度しかありません。

一千万で貧乏セミリタイアを決行している人もおりますが、人生よよよさんを始めとした有名なセミリタイア民の人達は三千万程度は資産を持ってセミリタイアを決行しています。

なので今の僕の貯金では全くセミリタイアには足りません。

現在は貯金できる環境にいるので月十万程貯金に回せていますが、それでも貯金だけでは一千万貯めるのも五、六年はかかってしまいます。

そして資産を増やすのに必須とされている投資にも手を出せていません。

一応口座自体は三カ月程前に作ったものの、ウクライナ情勢やら円安やらの不安な情報が山積みで、取引をするのをずっと先延ばしにしてしまっているのです。

セミリタイアの希望の星のように持て囃された米国株もなんだか雲行きが怪しくなっているようで、今から投資を始めても爆発的に資産を増やすということは不可能なのでは? と考えて及び腰になってしまっています。

 

消費欲が抑えられない

セミリタイアをする以上、収入は確実に減ってしまうので支出を抑えるのは必須になります。

その為には欲望を上手くセーブしなければならないのですが、ここ最近仕事のストレスなどもあり、結構散財してしまっているのです。

週三回くらいは外食で済ませ、スーパーの惣菜で済ませる日も多いので自炊の頻度は減っており、食費がかさんでいます。

加えて美少女フィギュアに限らずガンプラやら特撮フィギュアやらに随分金を突っこんでしまっていて、この手の趣味だけで一月に五万程度は吹っ飛んでいるでしょう。

今は固定費が圧倒的に少なく貯金もあるので多少散財しても平気……などと余裕ぶっこいていられます。しかしこの先もこんなペースで散財を続けてそんな悪い習慣が身についてしまったままセミリタイアなどすれば、あっという間に資産は底をついて困窮するのは間違いなし。

なので無駄遣いを減らし、セミリタイア後も質素な暮らしをすることが絶対必要なのですが……外食も出来ず、趣味にお金を使うことも出来ず、そんな暮らしをずっと継続できるのか、正直自信がありません。

 

世間の目が怖い

六十代ぐらいまではまだまだ若い、働き盛りとみなされるのが今の社会。僕の亡き父は七十まで働いていましたし、今の会社にも七十近くでもバリバリ働いてるおじさんがいます。五十代近い兄弟もみんなバリバリ働いていて、やっぱり七十近くまでは元気に働くのでしょう。

そんな中、まだ三十代で、本来なら四十年以上バリバリ働かなければならない自分が働くのを放棄し、無職やフリーターになるのが許されるのか? と不安になるのです。

働かなくても不労所得などで生活できる仕組みでも築ければまだマシでしょうが、僕にそんな能力は期待できないので底辺フリーターか無職が関の山。家族からは「甘ったれるな」と叱責され冷ややかな目で見られるでしょう。世間からも「いい年して無職やフリーターなんて責任感のないダメ人間」としてやはり冷ややかな目で見られるのは避けられません。

僕自身「身体的な問題がないのに働かないのは許されざる悪」という強迫観念のようなものが捨て切れていないのです。なので世間からどう言われようと「働きたくない!」という意思を貫ける自信がありません。

……こんなことをかんがえてしまっている時点で、もう僕はセミリタイアという考え方に向いていないのかもしれませんが。

 

まとめ セミリタイアは最後の希望?

「資産がない」「欲が抑えられない」「世間の目が怖い」という理由からセミリタイアが難しいということを語らせて頂きました。

今の仕事は非常にツライですが、かと言って無理にセミリタイア生活を強行してしまえば、今よりずっとツライ目を見るのは間違いありません。

やはりセミリタイアとは優秀な人にのみ許された楽園であり、僕のような無能はセミリタイアを夢想することさえ烏滸がましく、一生労働に苦しみ続けなければならないのかもしれません。

それでも、本当に「もうダメだ!」となったときに、死ぬくらいならと最後の手段としてセミリタイアを選択できるのなら、それは非常に大きな意味になると考えています。

いざというときにセミリタイアを決行できるよう、今後も準備は続けておきたい次第です。