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色々と終わってるアラサー男が迷走するブログ

セミリタイアとか無理ぽじゃね? と最近思いつつある

遊戯王の作者の高橋和希さんが事故死、安倍晋三氏が射殺され、コロナはまた感染拡大と世の中騒がしくなっておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

薬のお陰でなんとか上手くやれそうと一カ月前は思っておりましたが、ここ数日またミスが酷くなって毎日失敗ばかりで「やっぱ駄目かも……」とまた気持ちが沈んでおります。

そうしてなるべく働かないセミリタイアへの憧れを益々強くしている一方でセミリタイアとか無理なんじゃね?」と心のどこかで思うようにもなりました。

 

資産が圧倒的に足りてない

セミリタイアをするには一にも二にも金が必要ですが、今の僕の貯金は全部合わせても四百万程度しかありません。

一千万で貧乏セミリタイアを決行している人もおりますが、人生よよよさんを始めとした有名なセミリタイア民の人達は三千万程度は資産を持ってセミリタイアを決行しています。

なので今の僕の貯金では全くセミリタイアには足りません。

現在は貯金できる環境にいるので月十万程貯金に回せていますが、それでも貯金だけでは一千万貯めるのも五、六年はかかってしまいます。

そして資産を増やすのに必須とされている投資にも手を出せていません。

一応口座自体は三カ月程前に作ったものの、ウクライナ情勢やら円安やらの不安な情報が山積みで、取引をするのをずっと先延ばしにしてしまっているのです。

セミリタイアの希望の星のように持て囃された米国株もなんだか雲行きが怪しくなっているようで、今から投資を始めても爆発的に資産を増やすということは不可能なのでは? と考えて及び腰になってしまっています。

 

消費欲が抑えられない

セミリタイアをする以上、収入は確実に減ってしまうので支出を抑えるのは必須になります。

その為には欲望を上手くセーブしなければならないのですが、ここ最近仕事のストレスなどもあり、結構散財してしまっているのです。

週三回くらいは外食で済ませ、スーパーの惣菜で済ませる日も多いので自炊の頻度は減っており、食費がかさんでいます。

加えて美少女フィギュアに限らずガンプラやら特撮フィギュアやらに随分金を突っこんでしまっていて、この手の趣味だけで一月に五万程度は吹っ飛んでいるでしょう。

今は固定費が圧倒的に少なく貯金もあるので多少散財しても平気……などと余裕ぶっこいていられます。しかしこの先もこんなペースで散財を続けてそんな悪い習慣が身についてしまったままセミリタイアなどすれば、あっという間に資産は底をついて困窮するのは間違いなし。

なので無駄遣いを減らし、セミリタイア後も質素な暮らしをすることが絶対必要なのですが……外食も出来ず、趣味にお金を使うことも出来ず、そんな暮らしをずっと継続できるのか、正直自信がありません。

 

世間の目が怖い

六十代ぐらいまではまだまだ若い、働き盛りとみなされるのが今の社会。僕の亡き父は七十まで働いていましたし、今の会社にも七十近くでもバリバリ働いてるおじさんがいます。五十代近い兄弟もみんなバリバリ働いていて、やっぱり七十近くまでは元気に働くのでしょう。

そんな中、まだ三十代で、本来なら四十年以上バリバリ働かなければならない自分が働くのを放棄し、無職やフリーターになるのが許されるのか? と不安になるのです。

働かなくても不労所得などで生活できる仕組みでも築ければまだマシでしょうが、僕にそんな能力は期待できないので底辺フリーターか無職が関の山。家族からは「甘ったれるな」と叱責され冷ややかな目で見られるでしょう。世間からも「いい年して無職やフリーターなんて責任感のないダメ人間」としてやはり冷ややかな目で見られるのは避けられません。

僕自身「身体的な問題がないのに働かないのは許されざる悪」という強迫観念のようなものが捨て切れていないのです。なので世間からどう言われようと「働きたくない!」という意思を貫ける自信がありません。

……こんなことをかんがえてしまっている時点で、もう僕はセミリタイアという考え方に向いていないのかもしれませんが。

 

まとめ セミリタイアは最後の希望?

「資産がない」「欲が抑えられない」「世間の目が怖い」という理由からセミリタイアが難しいということを語らせて頂きました。

今の仕事は非常にツライですが、かと言って無理にセミリタイア生活を強行してしまえば、今よりずっとツライ目を見るのは間違いありません。

やはりセミリタイアとは優秀な人にのみ許された楽園であり、僕のような無能はセミリタイアを夢想することさえ烏滸がましく、一生労働に苦しみ続けなければならないのかもしれません。

それでも、本当に「もうダメだ!」となったときに、死ぬくらいならと最後の手段としてセミリタイアを選択できるのなら、それは非常に大きな意味になると考えています。

いざというときにセミリタイアを決行できるよう、今後も準備は続けておきたい次第です。

 

 

 

 

 

 

ラノベ作家に夢を見る奴はまずこれを読め! 谷川ニコさんの「ライト姉妹」感想

谷川ニコさんの「ライト姉妹 ヒキコモリの妹を小卒で小説家にする姉と無職の姉に小卒で小説家にされるヒキコモリの妹」を読みました。

 

 

……タイトルの時点で大体説明できる内容というかこの時点で色々駄目そうな雰囲気が漂っておりますが、意外にも小説家(というかラノベ作家)という仕事に真面目に向き合った、お仕事ギャグマンガとなっています。

ダメ人間を不快に見せない、絶妙なさじ加減

引きこもりの中学生、奏愛が、仕事を辞めて暇を持て余していた姉の希美の思いつきでラノベ作家を目指すことになってしまうというお話。

妹の奏愛は「将来は生活保護で暮らすの!」なんてことを堂々とのたまうクズっぷり。あの手この手で現実逃避を繰り返しては痛い目を見るダメ人間ぶりがリアルダメ人間の自分には笑えるけど突き刺さります。


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出展 谷川ニコ ライト姉妹 1巻  KADOKAWA

 

おねいちゃんこと姉の希美はかなりの毒舌家……を通り越してサイコパス気味な性格で、爽やかな笑顔で奏愛の甘い幻想や拙い小説を一刀両断し、的確に奏愛の心を抉ってきます。



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出展 谷川ニコ ライト姉妹 1巻 KADOKAWA

 

奏愛のダメ人間ぶりとおねいちゃんのエッジの利いた毒舌とサイコっぽさはダメ人間諸氏には非常に目にも耳にも痛いのではないでしょうか

ただかわいい絵柄と淡々と進んでいく話のテンポのよさのおかげで、奏愛のクズさやおねいちゃんのえげつなさが不快にならない程度に上手くギャグに昇華されている印象です。

 

どんなにしんどくても書かなきゃいけないしんどさ

無理矢理小説を書かされているうちに段々と書くことに慣れていく奏愛ですが、やがて小説家の厳しさにも向き合うことになります。

 


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出展 谷川ニコ ライト姉妹 2巻 KADOKAWA

 

新人賞の締め切りが近いのに書くのをサボろうとしておねいちゃんの逆鱗に触れてしまった奏愛(この漫画じゃよくあること)。小説を書き終わるまでカンヅメにされてしまい、ひたすら書き続けなければいけない現実に三日で音を上げてしまいますが、おねいちゃんは「それが趣味(好き)を仕事にすることよ」と奏愛を諭しました。


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出展 谷川ニコ ライト姉妹 2巻 KADOKAWA

 

「書きたい時に書くのは趣味。仕事としてやっていきたいなら書きたくない時にも書かなきゃいけない」「明日が締め切りなら家族が死んでも同級生や妹がパンツを見せる文章を書かないといけない」

おねいちゃんに作家という仕事の現実を突きつけられ、奏愛は覚悟を決めたかのように執筆にのめり込むようになるのでした。

僕は文章を書くのが好きでこんなブログをやっております。そんなブログの更新でさえ、中々思うように書けずにモチベーションが上がらず、サボってしまうことも少なくありません。

いずれブログの収益化やライティングの仕事にも挑戦したいと思っています。しかし、趣味として好きなことを書いてるブログですらつまづくことも多いのに、好きじゃないことも書かなきゃいけない仕事として取り組むことができるのか、自分でも不安になります。

 

本作はダメ人間がラノベを書くことを口実に現実逃避するギャグ漫画のように見えて、意外と真摯にラノベ作家という仕事を描いている漫画でもあるんですね。

 

クズでゴミでダメ人間な俺にこそ、小説が必要

おねいちゃんは「ラノベ作家はきっとダメな人間たちの憧れの職業。だからダメ人間でもバカでもクズでも目指していい」と奏愛に語っており、そして僕もそんなバカでクズなダメ人間です。

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出展 谷川ニコ ライト姉妹 1巻 KADOKAWA

 

僕は以前趣味で小説を書いていましたが「いい年して下らない小説なんて書いて現実逃避していたらダメ人間になってしまう……こんなこと止めて真人間にならなきゃ……」と、小説なんて書くのは恥ずかしいことと考えて、小説を書くのを止めました。

eijiutsudo.hatenablog.com

ただ、今思えばこれは真逆で、自分がダメ人間だからこそ小説が必要なのではないか?と思うのです。

自分の中にある妄想を小説として形にするにはかなりのエネルギーが必要です。ダメ人間の自分にとっては小説を書きたいという欲求によって生まれるエネルギーこそが自分を突き動かすのに必要不可欠だったのではないかと思います。

最近久しぶりに放置していた小説をまた書き始めたのですが、書くのは大変ですがなにも書いていなかったときよりも明らかに充実感のようなものを感じるようになりました。

「なろう小説は現実逃避」と馬鹿にする人は多いですが、馬鹿にされるような小説だろうとそれを書くことで生きていくエネルギーになるのであれば、臆せずにどんどん書いたほうがいい。本作を読み、久しぶりに小説を書くようになって、そんなことを思いました。

 

まとめ ラノベ作家に夢を見るならこれを読め!

今やラノベ作家は飽和状態で、厳しい実態も明らかになり、昔のようにこの仕事に夢を見る人は減ったのではないかと思います。

ただ、それでもラノベ作家を夢見る人には、とりあえず本作を読んで欲しいです。おねいちゃんの容赦ない毒舌で心を抉られるかもしれませんが、同時に本作は谷川さんなりの、ラノベ作家を目指すようなダメ人間に向けたエールだと思うのです。

なれるかどうかは別として、本作を読んでも尚ラノベ作家を目指したいと思うなら、どれだけ馬鹿にされても自分の歪んだエネルギーを燃やして書き続けましょう。

 

 

無能脱出って無理ゲーな気がする

 これまで自分の無能を克服したくて色々やってみましたが、残念ながら未だにまともな成果を出せていません。

 そして認めたくはないですが僕レベルの無能が有能になるとか無理ゲーにも程があるんじゃないかと思うようになりました。

 

世にある無能改善プランは役に立たない

 無能を直す方法自体はネットに溢れかえっていますし、無能を直す為の仕事術の本なんかも多々あります。

 ですがそういう無能克服術って無能の中でも比較的軽度の無能向けで、僕みたいな重度の無能には多分適用できないんですよ。

 

 

 例えばこちらの本。

 著者のShinさんは大学卒業後にコンサルファームに就職するも、仕事が全くできずに鬱病を発症。しかし最後の気力を振り絞り必死に改善を試みて、一年で仕事ができる人間として評価を激変させた素晴らしい方です。

 ですが実際にこの本を読んでみると「いや、こういう改善策考えられる時点で無能じゃねえだろこの人」って思ってしまうんですよね。

 そもそもこの人結婚しているし、結婚できる程度のコミュ力ある人間が無能なワケねえだろと思ってしまうんです。

 恐らくこういう仕事ができない人向けの仕事術って、仕事ができる素養はあるんだけどあと一歩が足りなくて仕事ができない人になってしまってる人の為にあるんだと思います。

 僕のように全方位で何もかもが足りてない重度の無能には、ここに書かれている方法を実践するのも困難です。

 実際に真似しようとしたことはありましたがあっという間にキャパオーバーを起こして挫折してしまいました。

 

溺れる無能は藁にも縋り、結局溺れる

 無能を脱出したいと焦って余裕がなくなると正常な判断力も失われていきます。

 無能を改善できるなら……と、あの手この手の方法に手を出し金を出すようになるのです。

 藁にも縋るような気持ちで色々な無能改善策に取り組みましたが、思い返せばその中には「明らかにダメな奴だろこれ」ってなってしまうものありました。

 例えば「磁石を貼ったヘルメットを被り、松果体を活性化させて無能脱出!」という方法。

 ……既に駄目そうな雰囲気が漂っていますが、脳の中にある松果体という部位を活性化させれば頭がよくなって無能を脱出できるという方法です。

 馬鹿正直にこの言説を信じた僕はアマゾンでヘルメットと磁石を買い、頭に被ってみました。

 効果? ありませんでしたよ

 やってみた直後は「おお! 確かになんだか頭が刺激されてる気がするぞ!」などと思ったものですが、実際仕事ではなにも改善されませんでした。

 常識的に考えればこんなオカルトじみた方法で頭がよくなることなんであり得ないんですが、正常な判断力が失われてるとう見てもダメな藁にまで手を伸ばしてしまい、そしてそのまま沈んでいくんですね。

 新興宗教にハマってしまう人ってこういう心理なんでしょうかねえ……。

 

継続できない問題と、成功体験の問題

 色々な無能脱出方法を試してみましたが、方法そのものが駄目なのではなく、ちゃんと継続できないのが問題なのではないか? とも思うのです。

 どんなに有効な無能脱出方法があったとしても、元々ド低能だった奴がそんなすぐに有能な人間に生まれ変われるワケはありません。なので無能と蔑まれる苦しみに耐えながら無能脱出法を試して成果を出すしかないのですが、僕にはその為の堪え性が絶望的なまでに足りてません。

 

 無能脱出法を見つけて「これは素晴らしいぞ! 俺は生まれ変わる!」と意気込む。→次の日に即やらかして「てめえこんなこともできねえのか!」とボロクソに怒られる→「ひっ……す、すいません……(全然ダメじゃん……)」と凹んでもうやらなくなる。

 

 こんな風になにかを試しても成果が出ないとすぐに心が折れて「こんなの意味ないよ……」と投げ出してしまうことがかなりあります。

 恐らく無能脱出法は何かしらの成功体験を見出せなければモチベーション維持が難しいです。しかし僕のような無能は失敗体験ばかりで成功体験など皆無で、成功体験のハードルが上がりまくってしまってる状況です。

「小さな成功体験を積み重ねて自身を持ちましょう!」なんて自己啓発界隈はポジティブなことを言ってきますが小さな成功体験など圧倒的な失敗体験の前にはあまりにも無力。一個積めたとしても次の成功体験を積む前にフルスイングで粉々に粉砕されてしまいます。

故に、いつまで経っても成功体験など積み上がらず、前に進めないんですよねえ。

 

まとめ それでも無能脱出を諦められない?

「世間にあるような無能脱出法はレベルの低すぎる無能には適用できない」「正気ならどう考えても飛びつかないような無能脱出法にさえ、追い詰められると飛びついてしまう」「無能脱出方は継続できないと意味がないが、成功体験がない無能は継続も難しい」ということを語らせていただきました。

ていのうさんも仰っていましたが、世の中には無能脱出法が適用できないレベルの無能も一定数いて、僕もそんな無能の一人なのかもしれません。お前の努力が足りないだけだろ言い訳すんなと言われればそれまでですが。

teinousennin.hatenablog.com

 僕の場合ADHDという診断を受けて薬を飲むようになったことが一番効果があった無能脱出法という有様ですが、薬を飲んでも無能であることには結局変わりがありません。

 ただそれでも、なにかしら無能から脱出できる方法はまだある筈だと、無能脱出を諦めきれない自分がいます。

 どうせ駄目だとは分かりつつも、今後も無能脱出法に手を出しては痛い目を見続けるんでしょうね。

 

 

 

 

自分の意思で生きてますか? 「人造人間ハカイダー」の魅力

出展 東映 人造人間ハカイダー 1995年

貴方は自分の意思を持って生きていますか?

突然おかしなことを言ってしまいましたが、そんな疑問を突きつける1995年の映画「人造人間ハカイダー」について語りたいと思います。

 

 

 

 

 

破壊の権化、ハカイダーのカッコよさ

本作の魅力は、主役である戦闘用ロボット・ハカイダーの無慈悲なまでの力強さです。

物語の舞台は戦争などにより荒廃が進んだ近未来で、唯一平和が保たれているジーザスタウンという国。ですがその平和は恐怖政治によってもたらされた偽りの平和でした。

国の意向に逆う者は脳を弄られて廃人にされるか、軍隊によって抹殺されるしかない典型的なディストピア、それがジーザスタウンの実態なのです。

ハカイダーはそんなジーザスタウンで開発されながら、制御不能の失敗作という烙印を捺され、廃棄された戦闘用ロボット。運命のいたずらで再起動を果たしたハカイダーは、反政府ゲリラの少女、カオルと出会い、ジーザスタウンに戦いを挑むことになるのです。

ここまで書くとハカイダーは救世主のように見えますが、実際にはそんなことはありません。ハカイダーは「自分勝手な秩序や正義を押し付け、自由を奪おうとする者」を唾棄すべき敵として憎んでいます。そしてジーザスタウンから攻撃を受けたことで「やられたらやり返す、倍返しだ!」とばかりにお返しとしてジーザスタウンを敵とみなし、報復に打って出ただけなのです。なのでやってることはテロリストと大差ありません。作中で自分が正義と語る敵に対し「貴様が正義なら、俺は悪だ」と切り返したことからも、ハカイダーには正義感など持ち合わせていないことがはっきり描写されています。

そして立ちはだかる敵を情け容赦なく、圧倒的な戦闘力で叩き潰していく様子は、ハカイダーの名に恥じぬ破壊の権化としか言いようがありません。

悪を背負い、歪んだ秩序を否定し、徹底的に破壊するその力強さと誰にも制御などできない獰猛さ、それがハカイダーのカッコよさなのです。

 

非情さの中に垣間見る、ハカイダーの生き様

秩序なんかクソ食らえ、名実ともに無敵の人のようなハカイダーですが、その狂気じみた戦闘力は、あくまでも身に振る火の粉を払う為に用いられます。

敵意を向けた相手には容赦しませんが、それ以外の状態では寡黙な人間の姿をしていて、決してその暴力をひけらかしたり、私利私欲の為に用いることはありません(ジーザスタウンの法は思いっきり犯しておりますが)。

そしてハカイダージーザスタウンに囚われていた少年に対し「自らの意思で生きるか?」と問い掛け、自分の意思を強く示した少年に、静かに救いの手を差し伸べます。

冷酷無慈悲なハカイダーですが、自らの意思を持ち、生きようとする者には手を差し伸べる情も持ち合わせているのです。

そうして歪んだ秩序を破壊し、裁く者という自らに課した使命を愚直に貫き続ける、そんなハカイダーの生き様にはある種の男気のような物すら感じてしまいます。

 

 

自分の意思を持たぬなら、生きていても仕方あるまい!

ハカイダーの強襲によって叩きのめされた敵の一人が「俺はただ、上からの命令で……」と許しを乞うをするシーンがありますが、ハカイダーはそんな命乞いを「自分の意思を持たぬなら、生きていても仕方あるまい!」と一蹴します。

このシーンは僕にとっては非常に強烈でした。

かくいう僕自身、今まで周りに流されっ放しで生きてきたからです。

進学も就職も、家族や学校から「ここに行った方がいい」と言われた場所に進み、その後も周りから「お前はこうした方がいい」「それはお前には無理だ」と言われてはそれに従う人生を歩んでいた気がします。

ネットでインフルエンサーの言葉に流されて様々な商材に手を出し、ただ金を失っただけということも多々ありました。

現在実家に戻って仕事をしているのも、姉に「実家に戻ってきたら?」と勧められてよく考えずにそれを受け入れたからでした。

戻って良かったと思うこともあるものの、仕事はしんどいし気持ちの面でも苦しいことも多々あり、安易に戻るべきではなかったと後悔してることも多いです。

周りに意見を求めるばかりではなく、もっと自分で考えて行動していれば……と悔やむことだらけです。

尤も、自分の意思で動いたら余計ひどいことになってしまったことも多々あるので、自分の意思で動いたことが必ずしも正解とは限らなかったのですが……

 

とはいえ、今の世の中で自分の意思を貫いて生きるというのは難しく、自分の意思など捨てた方が楽に生きられることも多々あります。

僕のような無能で軟弱な人間が下手に自分の意思なんて持とうとしても痛い目を見るだけでしょう。

 

だからこそ、立ちはだかる敵は問答無用で叩きのめし、死をも恐れぬ覚悟で突き進むハカイダーの姿に、どうしようもなく憧れてしまうのですが。

 

まとめ この格好良さは色あせない

「人造人間ハカイダー」は30年近く前の映画ということもあり、今見ると流石に古臭さを感じてしまう部分が多々あります。

ハカイダーもやってることは前述の通りほぼテロリストも同然なので、人によってはあまり共感できないキャラクターかもしれません。

ですが後に牙狼シリーズで腕を揮う雨宮慶太監督のこだわりが感じられる見所も多く、何者にも支配できないハカイダーの力強い生き様の格好良さは、今見ても色あせることはありません。

僕のように人生を流されてながら無気力に生きている人には特に、強烈に突き刺さるものがあるかもしれないので、是非おすすめしたい作品です。

 

【発達障害】アトモキセチンを試してみた結果

 一カ月程前から、ADHD用の薬であるアトモキセチンを服用しています。

 今回は服用によって感じた感想、副作用について書いていきます。

 

薬の服用を決意した経緯

 二ヵ月程前にADHDの診断を受けましたが、当初は副作用を恐れて薬は使わない方向で考えていました。

 ですが仕事上でのミスがあまりにも多く、まともに働くことも困難な程なにをやってもダメな状況が続き、どうにかこの状況を変えたいと藁にも縋る気持ちで薬の服用を決意しました。

 

 ADHDの薬は最も有名なコンサータの他、インチュニブ、ストラテラといった種類があり、アトモキセチンはストラテラに分類されます。

 脳内のノルアドレナリンを増やし前頭前野の動きを高めてADHDの症状を改善すると謳われていますが、すぐに効果が現れるコンサータと違い、効果が表れるまで数週間から一カ月程度の時間を要するようです。

 

 そして実際に一カ月程薬を服用しましたが……ある程度の効果は確かにありました。

 

あくまでも「少し」マシになる程度

 薬を服用する以前の僕は人の話が本当に理解できず、普通の人が3秒くらいで理解できるような指示が10秒経っても理解できずに怒られ、その上全然見当違いの行動をして更に怒られるということがザラでした。

 ですが薬を服用した最近だと10秒かかっていたのが5秒くらいで理解できるようになり、怒られる頻度は以前より減っていると感じます。

 

 ただ、僕の場合元がどうしようもないポンコツなので、薬を飲んでいてもマイナス100がマイナス50になる程度のもので、救いようのない無能ではなくなったかもしれませんがどのみち無能なのには変わりありません。

 

 それでも、以前よりは仕事が楽になったように感じるのですが。

 

副作用について

 そして薬による副作用ですが眠気食欲の減退を強く感じています。

 

 眠気については、薬を飲んでから2時間程するど強い眠気を感じることがあります。

 朝6時頃に服用し、7~8時くらいの通勤時間に「なんでこんな眠いんだ……」と強い眠気を感じるようになりました。

 尤も、僕は非常に眠気を感じやすい人間で、朝10時頃から昼頃までずっとうとうとしてしまったり、仕事が終わって家に帰るとそのまま1時間くらい寝てしまったりということが度々あります。

 なのでこれが薬の副作用なのかは判断しかねるところですね。

 

 食欲については、毎日昼頃になるとなんとなく気持ち悪くなり、あまり食事の箸が進まなくなってるように感じました。

 以前は頻繁に間食をしていましたが、薬を飲むようになってからはあまり空腹を感じなくなり、そうした間食の頻度も減っています。

 拒食症とかそういうレベルでは全然なく、あくまで食欲が減った程度なので、特に問題は感じません。

 

 希死念慮に駆られやすくなるという副作用も人によってはあるようですが、僕の場合は薬を飲み始めてからの方が「死にたい」と感じる頻度は減ったくらいなので、今のところこの程度の副作用で済んでいるならそこまで問題ではないかなと思います。

 

薬はなんでも解決してくれるわけじゃない

 薬を飲んだことによって以前よりはミスが減り、ある程度は前向きに生きられるようになりました。

 ただ、あくまでも以前よりはマシになったというだけで、人生が滅茶苦茶好転した!とかそんなことはありません。

 結局は自分でも努力する意思は多少なりとも必要なので、薬を飲めば全部解決! というわけには行かないのです。

 

eijiutsudo.hatenablog.com

 この記事でも書いたように、健康面や精神面から、発達障害者が薬を飲むことに否定的な見方をする人もすくならずいます。

 人によっては僕のように薬を服用している人間は製薬メーカーや医者のカモにされてるバカな奴と思う人もいるかもしれません。

 

 ただ、今の僕が少なくとも薬によって救われているのは事実です。

 

 この先も薬の効果をちゃんと得続けることができるのかという不安はありますが、しばらくは薬の力を借りて生きていくしかなさそうです。 

 

 

シン・ウルトラマン感想 これぞ空想特撮! ※ネタバレあり

 シン・ウルトラマンを観てきたので、ネタバレ込みで感想を書いていきたいと思います。

 シン・ゴジラに続き、庵野秀明さんと樋口真嗣さんのタッグで製作されたシンの名を継ぐウルトラマン

 ウルトラマンフリークとして知られる庵野さんが手掛けるウルトラマンがどうなってしまうのか、良くも悪くも話題になった本作ですが……個人的には非常に満足度の高い映画でした!

 

しっかりヒーローだったウルトラマン

 禍威獣と呼ばれる巨大生物の脅威に晒され、禍特対と呼ばれる禍威獣対策のスペシャリスト達を筆頭にして戦いに明け暮れる日本。

 しかし電気を食らう強力な禍威獣ネロンガの前に禍特対は有効な手立てを打てず、このままでは日本壊滅の危機……という窮地に、突如として宇宙から銀色の巨人が出現し、ネロンガを倒してしまいます。

 ウルトラマンと呼称されたその巨人は禍特対の隊員である神永信二と一体化し、ウルトラマンの来訪を切っ掛けに姿を現す禍威獣や宇宙人の脅威から地球と人類を守るべく戦いを繰り広げるのです……。

 

 シン・ゴジラにおけるゴジラが人類の手に負えない脅威として絶望を与える存在だったことや、最初に公開された棒立ちのウルトラマンの不気味さから、今回のウルトラマンゴジラと同じように、人類にとって脅威のような存在となるのでは? という不安がありました。

 ですが結論から言えばウルトラマン最初から最後まで人類の味方でした。

 ネロンガが出現した際、逃げ遅れた子供を助けたことでネロンガの攻撃に巻き込まれ、落命してしまった神永の勇気に感銘を覚えたウルトラマンは神永と一体化し、神永として行動する内に人類の可能性を信じるようになり、人類を守る為に戦うことになるんですね。

 初代ウルトラマンは近年の作品では「怪獣退治のスペシャリスト」として称えられているのですが、今作のウルトラマンも苦戦することはあっても驚異的なフィジカルと多彩な技で対峙する禍威獣や宇宙人を的確に葬り去っており、その名に恥じぬ実力が伺えます(初代ウルトラマンと今作のウルトラマンは別人なのですが)。

 神永と一体化したウルトラマンは宇宙人ということもあり、感情が希薄ではあるもののどんな状況でも命を賭して戦う覚悟を持ち合わせており、斎藤工さんの落ち着いた演技と相まって、ある種の凄みさえ感じてしまいました。

 

存在感が凄いメフィラス星人

 今作ではウルトラマンと人類を敵対するように仕向け、最終的には人類で同士討ちをして滅ぶよう仕向けようとしたザラブ星人、人類を有用な兵器として目を付け、自らの管理下に置こうと目論んだメフィラス星人といった、初代ウルトラマンで人気を博した悪役宇宙人がリブートされて登場します。

 ツダケンこと津田健次郎さんが演じるザラブ星人の演技も良かったのですが、中盤の強敵となる、山本耕史さんが演じるメフィラスは非常に魅力的な悪役でした。

 メフィラスはウルトラマンが神永と融合したことから人類が強力な兵器になり得る可能性に目を付け、ウルトラマンと同様に巨大化できる技術を人類に供与し、見返りとして自身が兵器となった人類を管理できるよう、言葉巧みに人類を誘導します。

 一方で公園のブランコで遊んでいたり、居酒屋で酒を呑みながらウルトラマンに協力を持ちかけたりと、終始余裕に溢れ、どこか飄々としていて掴みどころのないキャラクターと狡猾な悪役としての姿とのギャップが、なんとも言えない魅力と存在感を醸し出していました。

 ウルトラマンを追い詰める実力を持ちながら、より強力な脅威が地球に迫ってることを知ると人類と地球にはさっさと見切りをつけて撤退するずる賢さも、そうした魅力の一つでしょう。

 

シン・ウルトラマンの気になった点

シン・ゴジラと比べるとどうなの?

 ここまで本作を大体褒めてきましたが、気になる点もあります。

 まずは同じシンの名前を持つ作品としてシン・ゴジラと比較した場合の、方向性の違いについてです。

 シン・ゴジラ東日本大震災など、人間の手には負えない大災害のメタファーを描こうとした側面が強く、どうやっても勝ち目がないゴジラという災害を相手に、現実に即した技術を集結させて立ち向かうという内容でした。

「実際の政府の対応はこんな聡明じゃねーよ」という批判はあったものの、その作風はリアリティが強いものだったと思います。

 

 一方でシン・ウルトラマンは、初代ウルトラマンを現代の世界観、特撮技術を用いてアップグレードさせて復活させるという点に重点を置き、あくまでもウルトラマンという超常の存在を中心とした空想特撮としての作風を重視しているのではないかと感じました。

 本作でも怪獣のことを禍威獣と総称したりと、設定や演出の面でシン・ゴジラに引き続きリアリティを持たせようとしていますが、シン・ゴジラ程のリアリティは重視していないと感じます。

 なのでシン・ゴジラのようなリアリティのある作風を期待していた人には、本作は期待外れになってしまうかもしれないと思いました。

 

ウルトラマンへの愛のあるオマージュが伝わるか?

 作中、メフィラスの策略によって長澤まさみさん演じる浅見弘子がウルトラマンの如く巨大化し、街で暴れ回るというシュールな展開が繰り広げられます。

 初代ウルトラマンでも、ヒロインのフジ・アキコ隊員がメフィラス星人によって巨大化させられてしまうという展開があったので、これはそのシーンのオマージュなのですね。

 ただ、そう言った予備知識がない人にとってはなんのこっちゃと首を傾げてしまうような演出でもあり、ヒロインがこんな扱いを受けてしまうことを「吉牛の生娘シャブ漬け発言と同じような臭いがして不愉快」と批判する人もいるとか……。

 僕自身は「ああ、あのシーンのオマージュか!」と噴き出しそうになりましたが、本作には初代ウルトラマンを知っていなければ理解できないようなオマージュが所々に散りばめられているのですが、なんの予備知識もない人からすればおかしな演出やシーンと捉えられてしまうのでは? と少し不安になりました。

 

 総じて本作は初代ウルトラマンのリブートとしては非常に手堅くまとめられていると感じましたが、それまでのシリーズとは根本から別物と呼べるレベルまで趣を変えたシン・ゴジラ程の衝撃はなかったかなと感じました。

 

これも間違いなくウルトラマン

 不満も述べてしまいましたが、ウルトラシリーズは作品ごとにブレはあるものの、真面目なエピソードとコミカルでシュールなエピソードが混在するバラエティの豊かさが魅力であり、本作もウルトラマンの活躍と宇宙人と人類との時にコミカルさもある攻防戦、人間と宇宙人の合間で揺れ動く神永の心境とバラエティ豊かな構成になっており、空想特撮と謳われた初代ウルトラマンの娯楽性をしっかり受け継いだ作風で、個人的にはこの方向で製作してくれて大正解だったと思います。

 

 来年にはシンの名を引き継ぐシン・仮面ライダーが控えておりますが、こちらも期待半分不安半分で首を長くして待とうと思います。

 

 

 

自炊の片づけをサボりたかったので食洗器を買いましたよ

 はてなブログ今週のお題が「サボりたいこと」だったので、あることをサボる為に買ったものについて書いてみましょうか。

 

 まあタイトルに書いてあるんですが、自炊後の後片付けをサボりたかったので、食洗器を買ってしまったんですね。

食洗器を買ったキッカケ

 僕は比較的自炊をすることが多いのですが後片付けが本当にめんどくさいことが悩みでした。

 一人暮らしのようなものだし別に凝った料理を作るワケでもないんだから洗いものもそんなに多い訳でもなく、10分ぐらいあれば終わるような些細なことなんですが、ぼくのようなズボラで無気力なダメ人間にはその10分程度の作業ですらめんどくさく感じてしまうのです。

 仕事で疲れてとりあえず料理は作ったものの、食べた時点で力尽きてもうやる気がでない……だらだらスマホ弄り出して後片付けは明日でいいや……と後片付けを放置してしまうことが多々ありました。

 

 そんな自分に転機となったのは、借金玉さんの「発達障害サバイバルガイド」でした。

 

 

 著者の借金玉さん発達障害うつ病などを抱えており、私生活でも非常に苦労があったようで、自炊をしても後片付けが全くできず、溜まった食器でシンクがいつも滅茶苦茶だったという体験談には非常に共感しました。

 そんな借金玉さんが後片付けができないという悩みを解決するのにやったことは「食洗器を買って洗い物は全部ぶち込む」という、身も蓋もないけどこれ以上ない正しいことでした。

 

 「家族がいるワケでもないのに食洗器なんて贅沢なもん買っていいのか?」と少し葛藤はありましたが、めんどくささから食後の後片付けができないのは自分にとって割と重要な問題だったので、思い切って食洗器を買うことにしました。

 買ったのはサンコーのラクアという食洗器。

 33000円程ですが、置く場所がなくホームセンターでラックも7000円程で購入したので結局40000円程かかりましたね……。

 

 

 

見せてもらおうか。サンコーの食洗器の実力とやらを!

 食洗器というものがどういう使い勝手なのか、実証していきましょう。

 

 こちらのナポリタンを作った後のフライパンを洗ってみます。

 ですがそのまま洗うと完全に汚れが落ちない可能性もあるので、クッキングシートで軽く汚れをふき取ったり、少し水に漬けて汚れを落ちやすくするなどの軽い下準備はした方がいいと思います。

 フライパンの他、弁当箱や水筒等も一緒に突っこみます。

 1~2人用ですが、スペースを上手く使わないとしっかり汚れが落ちないので注意が必要です。

 洗剤はキューブ型のものを買ったので、1つ投入して水を入れ、機械を始動させれば洗浄と感想を2時間程でやってくれます。

 

 そうして洗浄が終わったフライパンがこちらです。

 ……正直元から汚いフライパンだったのでイマイチ綺麗に見えないかもしれませんが、汚れ自体はしっかり落ちていました。

 ただし、テフロン加工のフライパン等では食洗器に非対応のものもあるので、洗ってしまってコーティングをダメにしてしまったりすることがないように注意しないといけないですね。

 

食洗器のメリット

 ボタン1つでどんな時でも面倒な食器洗いを肩代わりしてくれる! これに尽きます。

 

 正直これくらいの食器の量なら自分でも洗えるんじゃね? って思ってしまうんですが、そんなわずかな食器を毎日、コンスタントに洗うことすらめんどくさくなってしまうズボラ人間の僕にとって、どれだけめんどくさくても中に食器を突っこんでボタンさえ押せば食器洗いの手間を一切考えなくて済むし、後片付けを後回しにしてしまうことで生じてしまう小さな自己嫌悪を感じることもありません。 

 最小限の手間でやらなければならないことを実行できることがこんなに嬉しいとは……。

 

食洗器のデメリット

 非常に便利な食洗器ではありますが、どんな汚れでも必ず落とせるというワケでもなく、汚れが残ってしまうことは稀にあります。

 食器同士が干渉してしまって上手く洗えないなどの原因がありますが、食器を入れる際には無造作に放り込まず、ある程度位置なんかを考える必要がありますね。

 また、作った料理によっては一度に食器や器具を全て洗うことができない場合もあります。

 ナポリタンを作ったときは、鍋やまな板まで洗うことはできませんでした。

 とはいえこれ位の量なら洗うのも苦にならないので、どちらにせよ食器洗いの手間が大幅に減るのは間違いありません。

 

 あと、まだ使い始めたばかりではありますが、ほぼ毎日食洗器を稼働させているので、電気代などがこの先どれだけかかってくるかという不安はありますね……。

 

食洗器の導入こそが一番の時短術?

 元々僕は自炊というか料理を作ることが嫌いじゃなかったのですが、作って食べるまでは良くてもその後の後片付けがめんどくさくて後回しにしてしまうことが悩みでした。

 ですが食洗器の導入で後片付けの手間は大幅に減らすことができたので、これだけでも自炊が大分やり易くなったと感じます。

 

 ただ、世の中には「自炊なんて金と時間の無駄! 自炊してる暇があれば副業しろ! スキルを磨け!」と自炊を否定する人も少なくないので、自炊に拘ることがそもそもダメな考え方なのか? とも思ってしまうのですが。


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 とはいえ、時は金なりとは言ってもいつもいつでも外食やウーバーイーツで手っ取り早くすませるのもコストがかかり過ぎてしまいますので、自炊しつつ時間を確保できるようになることも重要かと思います。

 そして自分にとっては食洗器を導入して後片付けの手間と時間を短縮することこそが、最も効率的な時短テクニックの一つではと思います。

 

 お値段は少々しますが、食洗器はいいぞ!